これはワラビです。
シダ植物の新芽で、ちょうど今頃、日当たりのいい森の中に出てきます。
シダ植物は様々な種類がありますが、
食用にできるものは、このワラビが最も有名です。
私の夫はとにかくヘルシーな食べ物が大好きで、
春先になるとワラビが食べたいな~と思うそうです。
これも夫が子どもを連れて森を散歩中、偶然見つけて採ってきました。
子どもはワラビ採りが宝探しみたいで楽しいようで、
そのスポットを「ワラビの里」と呼び、毎週のように出かけています。
私はワラビの美味しさがよくわからないし、
あんまり食べたいとは思わないのですが、
採れたてのワラビが入ったビニール袋を開けて、
娘が「ね、森の匂いがするでしょ?」と言ったとき、
もしかしてこういうものを食べるということは、
とても素晴らしいことなのかもしれない、と思いました。
ところで、
ワラビは生では食べられません。
アクが強いので、重曹をいれて下茹でする必要があります。 ↓ ↓ ↓
近ごろ私が愛用している調理器具も紹介しましょう。
これは、「おとしブタ」。 ↑ ↑ ↑
シリコンゴムでできているフニャフニャのフタです。
日本料理を作るとき、味を浸み込ませ、素材の形を崩さないために、
木のふた「落とし蓋」を使うことが多いのですが、
その「ふた」と「ブタ」をかけて、豚の形のフタです。
耐熱性があるので鍋の中に入れたまま火にかけてOK。
耳のところをつまんで持ち上げたり、
鼻の穴にブスっと菜ばしを突っ込んで持ち上げることもできます。
全体的にやわらかいので、ビンのふたを開けるときにも使えるみたい。
ワラビの煮付けが完成するとこんな感じです。 ↑ ↑ ↑
結構おいしかった。
ちなみに、この時季はタケノコも採れます。
もちろん今年も食べていますよ。
その様子は以前ブログで紹介したので見てみて。こちらです
さて、日本はいまイチゴの季節でもあります。
市場に出回るイチゴはハウス栽培されているので、
野生のイチゴのシーズンよりずいぶん早いのです。
1月くらいから出始め、5月ともなればもうシーズン終わり。
でもこの頃のイチゴがやっぱり一番おいしいと思う。
もうそろそろ生のイチゴともお別れだから、
イチゴのコンポートを作っておくことにしました。
これは、静岡県産の章姫(あきひめ)という品種のイチゴです。


私は時々、パンも焼きます。
でも冬は部屋の温度が低いのでイースト菌が発酵しにくい。
春になって気温が上がると、素人の私でも失敗しなくなります。
今日作ったのはレーズンとシナモンのパン。
ね、春の台所は忙しいのです。

今日はお正月のおせち料理を紹介しましょう。
日本人の読者の方々には見慣れた内容になるでしょうが、ご勘弁ください。
例えば欧米のプライベートなクリスマスディナーを、
海外からの旅行者が見る機会がないのと同じで、
外国の人にしれみればきっと珍しい食卓だと思います。
日本人が一年で一番チカラを入れる伝統料理をぜひ紹介したいのです。
と言っても、この料理は私が作ったものではありません。
私の義理の母は料理上手で、毎年、お正月には伝統料理から創作料理まで、
様々なご馳走で私たちをもてなしてくれます。
今回、みんながテーブルにつく前に写真を撮りました。
まずは、日本人なら誰でも知っているお正月の伝統的な料理から紹介しましょう。
これは「数の子」。 ↑ ↑ ↑
ニシンの卵で、粒の数が多いことから子孫繁栄の意味が込められています。
私は数の子が大好き! でもお正月の時くらいしか売っていないので、
数の子を食べるとお正月だな~と思います。
黒い豆を甘く炊いたものですが、普通に炊くだけではこんなに黒くならないので、
鍋の中にサビた釘を入れて炊きます。
でも、今どきサビた釘なんてそこらへんに転がっていませんから、
お正月のために2~3本キープしておく人もいます。
マメという語呂合わせで「健康でマメに働けるように」という願いが込められています。
これは「田作り」。
かつて田畑の肥料として小魚をまいたことから「田作り」という名前がつきました。
農作物がたくさん実ることを願って食べます。
小さなイワシを甘辛いおしょうゆ味でコーティングし、ぽりぽりした食感。
義母は、「今年の田作りはクラッシュ・アーモンドも一緒にあえてみた」そうです。
このアレンジはかなり美味しかった。
栗とサツマイモをマッシュポテトみたいにした甘い料理です。
黄金色は金塊をイメージさせ、リッチになりたい!という願いを表します。
甘いもの好きな人に大人気。
お昆布の中に味付けした魚や野菜を巻いています。
昆布は日本料理に欠かせない材料ですが、お正月にも健康と長寿を願って食べます。
ミネラルも豊富で本当に健康的な料理。
ついでに、お気づきかもしれませんが、
これらのお正月料理は御重という四角い箱に入れて盛り付けます。
これは「棒だら」。
タラの身を乾燥させたものをいったん戻して味付けしたもの。
たぶん関西地方独特のおせち料理です。
このように、地方によって微妙にメニューが違うのも面白いのです。
またこれは、伝統的なおせち料理ではありませんが、
お義母さんが毎年つくるお正月の料理です。
ホタテの貝柱をベーコンで巻いてグリルしています。
伝統的なおせち料理ばかりでは飽きてしまうという若者のために、
ローストビーフやマリネなどの洋食を取り入れる家庭も多いです。
夫の実家では、毎年、このような杯(さかずき)でお屠蘇(おとそ)を飲みます。
いってみれば、これが食事の最初の乾杯。
日本酒を家族みんなで少しずつ飲んで新年を祝います。
私も子供の頃からお正月にはお祝いのお酒を小さなさかずきに一杯だけ飲んでいました。
ウワ~苦~いっ!!というのも非日常的なお正月だけの経験だったのです。
この写真を撮った後、みんなでおせち料理を食べながら話しました。
こんな料理を作るのは御母さんの代で終わりかもね、と。
私たちの世代でおせち料理を作る人はかなり少ないからです。
今どき、おせち料理は出来上がった物を買う人が多く、
また、おせち料理すらしない家も少なくありません。
物が豊富に溢れる現代で、お正月のご馳走自体、ありがたみがないのです。
20年後のお正月、
私の娘や息子が遠くから我が家に戻ってきて、
私はこんなおせち料理で迎えられるでしょうか?
ちょっと感慨にふけりながら、この写真を撮ったのでした。
先週、博物館の庭で行われた「お月見会」の話をしましたね。
実はそのとき、尺八の演奏の後に、みんなでお月見団子を食べましょう、
という催しもありました。
しかし、3歳の息子が尺八の音色にここちよく眠ってしまい、
まさかの居眠りにベビーカーも持ってきていない私は、両手がふさがって、
もうどうしようもない状態だったのです。
そこで、お団子を食べながらおしゃべりするという本来の「お月見会」をあきらめて、
帰ろうとしたら、今度は5歳の娘が、
「なにそれ!オダンゴ食べにきたんじゃなかったわけ?」と、
恐い目で私を見るのです。
「・・・だよね~。」
私は苦肉の策として、「帰りにスーパーに寄って、お団子買って帰ろ!」
と言ったのですが、車を運転しながら、
夜のスーパーの売れ残ったお団子は美味しくない、ような気がすると考え直し、
結局自分で作ることにしました。
最初の写真のように、お団子作りの材料は、だんご粉と水だけです。
だんご粉は、もち米をさらさらの粉にしたもの。
水を少しずつ入れて粉をよくこね、みみたぶくらいのやわらかさになったら、
小さく丸めて真ん中をへこませ(赤血球のかたち)、茹でます。
鍋の中には異様に小さい団子やヘビのような形がありますが、
これは娘の作品です。
茹で上がったお団子と冷水にとり、あずきやきな粉をかけて食べます。
私はこれまでに何度かお団子を作ったことがありますが、
なぜか今回、とても美味しく思えて、これ以来すっかりお団子にハマってしまいました。
お団子の材料は粉と水ですが、
水の代わりに葡萄ジュースや野菜ジュースを使うと、お団子の色が紫やオレンジになって、
それぞれに香りも違って、とても楽しいのです。
昨日作ったのは、人参ジュースで作ったお団子。
シロップの中にリンゴとキウイとクコの実も一緒に入れ、冷蔵庫に入れておきます。
そうすると、こんなふうにアジアチックなデザートになるのです。
次は団子の粉に抹茶の粉を混ぜて作ってみるつもり。
とにかく簡単にできて、ヘルシーなので、どんどん作ってしまいます。
もし皆さんの国にも団子の粉があったら、試してみてね。
さて、日本は近ごろ急に寒くなり、夏から一気に秋がやってきました。
リンゴやカキやクリが美味しい季節です。
私の子供はクリが大好きで、毎日蒸して食べています。
日本のクリは一粒が大きい。
私はクリを蒸して包丁で半分にして、スプーンですくって食べるのですが、
皆さんはどうやって食べますか?
前回のブログで、東静岡までガンダムを見に行った話をしましたが、
実はそのとき近くの清水という町にも立ち寄り、お寿司を食べてきました。
清水には昔から大きな港があり、新鮮な魚が食べられる町として有名です。
また、日本のプロ・サッカーリーグ、Jリーグの中のチーム、
清水エスパルスの本拠地としても知られています。
さらに、30年ほど前に誕生した漫画「ちびまる子ちゃん」の物語の舞台でもあります。
最初の写真は、そんな清水の港の近くにある「S-PULSE DREAM PLAZA」。
大きなモールで、中には清水エスパルス・グッズを売るお店や、
「ちびまる子ちゃん」ミュージアムなどがあります。
私たちが行ったのは、たくさんの寿司屋が軒を連ねる「すし横丁」。
モールの一部分が清水の昔の町を再現した舞台セットのようになっていて、
そのあいだに10件のお寿司屋さんがあります。
どのお店に入ろうか、選ぶ楽しみもあるし、
その空間にいるだけで少し昔の日本に迷い込んだようで面白いのです。
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美味しそうなお店は何件かあるのですが、
私たちはウルサイ子ども二人連れ。
なかでも最も気兼ねなさそうな回転寿司の店を選びました。 ↓ ↓ ↓
回転寿司については、前もブログに書いたことがありますね。
日本の回転寿司は、すべて一皿100円のお手ごろな店から、
地元の新鮮なネタを売りにする美味しいお店まで様々です。
普通は、目の前を通り過ぎる皿を取るだけでなく、
店の人に「これを握ってください」といって自分用に作ってもらうこともできます。
だから私たち夫婦のように、「子供連れで高級な寿司店に入る気はしないけど、
時々、お財布を気にせず美味しいお寿司が食べたくなる。」という人には、
こういう地元の美味しい魚を売りにする回転寿司がちょうどいいのです。
なんとなんと、近ごろはお寿司を注文するのにPCのタッチパネルなんだね。
私たち夫婦は知りませんでした。
これは、なんか美味しそうじゃなくなるからNG。
というのが私たちの意見なんだけど、みんなはどう?
でも、お寿司はどれも美味しかったです!
特に私が気に入ったのは、上の写真の一皿「マグロづくし」。
私はこれを3皿食べました。
そして、この後、あのガンダムを見に行って感動に涙したわけです。
ああ、幸せな週末なり。
夏はやっぱりビールですね。
日本には歴史ある日本酒や焼酎などのお酒もありますが、
もっとも親しまれているのはビールで、特に夏は需要が高まります。
我が家でも、買ったビールがすぐに無くなる。
そこで今日は、日本では一般的な「お酒のディスカウントショップ」へ買い出しに行きました。
日本の大手ビールメーカーといえば、キリン、アサヒ、サッポロ、サントリー。
下の写真は、日本でかなり有名なアサヒの「スーパードライ」です。 ↓ ↓ ↓
パリのあちこちのスーパーで売られているのを見ましたから、
よく知られているかもしれません。
日本では、主にサラリーマン層の男性が好む辛口ビールです。
最近は、大手メーカーが作るビールだけでなく、
地方の特色をいかした「地ビール」も人気で、各地にたくさんあります。
これは、新潟の「エチゴビール」。 ↓ ↓ ↓
私も初めて見ました。
こんなのも見つけました。 ↓ ↓ ↓
北海道の有名なチョコレートメーカーと、
同じく北海道で創立したサッポロがコラボレーションした、 チョコレート味のビール。
ちなみにこの「ロイズ」というチョコレートメーカーは、
北海道の名産ジャガイモを利用して、
チョコレートでコーティングしたポテトチップスも作っています。
なかなか美味なので、ぜひお試しあれ。
次の写真は、缶ビールの大きさに注目。 ↓ ↓ ↓
なんと135ミリリットルの極小サイズ。
こんなの海外にはないでしょうね、いかにも日本的だと思います。
一口だけ飲みたい女性や、景品や試供品として使うこともあります。
日本では、夏にお世話になった人にプレゼントを贈る「お中元」という習慣があります。
ビールは「お中元」の品物として一般的で、メーカー各社が広告を出しています。
広告に起用されるのは、今日本で注目を浴びている俳優やスポーツ選手。
彼女はサントリーの宣伝をする竹内結子という女優。 ↓ ↓ ↓
こちらはキリンの宣伝をする、アメリカの大リーグで活躍中の野球選手イチロー。↓ ↓ ↓
さて、今回私が買って帰ったビール。
まずは竹内結子プレゼンのサントリー・プレミアムを開けてみましょう。
これは最近発売されたのですが、とてもおいしいと評判です。
誰が飲んでも、まあ、美味しいと感じられるような、まとまった味でした。
次に、キリンの一番搾り。
きりっとした中にも味わいがあって、私の一番のお気に入りです。
日本ではかなり一般的なビールで、
キリンといえばたいていこのビールが出てきます。 ↓ ↓ ↓
最後に、エビス ビールというブランドから期間限定で出た「琥珀エビス」。
これはベルギーで飲んだ地ビールのような味です。 ↓ ↓ ↓
ところで、日本に旅行に来てレストランでビールを注文するとき、
知っておくと便利な言葉を一つ紹介しましょう。
日本では熱処理をしていないビールのことを「生ビール」とか、 略して「なま」と言います。
瓶ビールではなく、 樽から直接ジョッキやグラスに注いでもらいたいなら、
「生ビールください。」と言ってみてくださいね。
家族で焼き肉を食べに行きました。
焼き肉はもともと韓国の料理ですが、
第二次世界大戦の後、日本に伝わり、日本で独自に進化しています。
私が韓国に旅行した時、本場の焼き肉を食べて、
味も肉の種類も、レストランの雰囲気も、ずいぶん違うなと思いました。
だから、今日ここで紹介するのは、あくまでも日本風の焼き肉・・・ということで。
焼き肉屋さんの店内です。 ↑↑↑
テーブルがいくつかにわかれていて、イスはありません。
(カラフルな色遣いの座布団は、韓国風です。)
私たちのほかに全くお客さんがいませんが、それは私たちが夕方5時に行ったから!
お肉屋さんが経営しているこの店は、
素材の肉がとてもおいしいと評判で、この後すぐに満席になりました。
日本では明治時代まで、一般的にウシやブタなどの肉を食べる習慣がありませんでした。
山間に住む人はイノシシやシカの肉を食べていましたが、
普通は米と野菜と魚中心の食生活が長く続いたのです。
明治時代に東京で肉を食べる料理店が流行し始めても、
多くの人々は、動物を食べるなんて!!と眉をひそめていました。
それでもじわじわと人気が広まった肉料理というのが、「スキヤキ」なのです。
100年以上の時をかけて、現在は肉食がすっかり一般的。
でも、日本人の腸は欧米人に比べて細くて長く、肉の消化には向いていません。
肉を食べすぎると、肥満や成人病などの病が増え、ちょっと問題になっています。
さて、そんな困った話を知っていながら、やっぱり時々焼き肉が食べたくなる!!
特に食べざかりの若い人は焼き肉屋さんが大好きで、
男の子に、どこで外食したい?と聞くと、たいてい「焼き肉くいてえ。」と言うのです。
日本の焼き肉店に行くと、テーブルにこのような↑↑穴があいていて、網が張ってあります。
これこそ、日本の企業が開発した無縁ロースター。
焼き肉は美味しいけれど、店内で肉を焼くから煙モクモク。
油が混じった煙りは店内を汚し、髪や洋服にも匂いがついて離れません。
それを嫌がるから、以前は女の人は行きたがらなかったのです。
無煙ロースターは下の穴から煙りを吸い込むため、上にほとんど煙りが立ち上りません。
匂いもほとんどきになりません。
この発明をきっかけに、焼き肉店は清潔でおしゃれな感じに変身することも可能になり、
カップル向けや、ファミリー向けの焼き肉店もたくさん増えたのです。
さ~て、お肉を焼きます。これは、焼き肉で一番有名な「カルビ」とよばれる牛肉。
赤みの上に脂がバランスよくひろがり、焼くとやわらかくて、とろけるようです。
いいお肉ですから一皿1800円くらいと、結構高い。
むこうのお皿にのっているのは、タンといってウシの舌です。
ほら、網の上で焼いているけど、煙りは全く出ていないでしょ?
2枚目の写真を見るとわかるけど、天井に換気扇もないのよ。
自家製のタレにつけて食べます。
鉄のお箸を使っていますが、こういうところはあえて韓国っぽさを残しています!
続いて出てきたお肉は、ホルモンやガリといわれる、いわゆる内臓系です。
こちらも歯ごたえや味がそれぞれ違って、美味しいです。
焼くとこんな感じ。 ↑↑↑ 噛むとがりがりっとして美味しい。
新鮮な肉だし、店のオリジナルのタレにつけてあるので、生臭いワイルドな味はしません。
さて、これはひとそれぞれですが、
私は焼き肉を食べに行くと、最後にご飯系やヌードル系を注文します。
今回はブログ用にいろいろ注文してみました。
ここからはすべて韓国料理です。
(でも、韓国の人が見ると、違う!というかもしれない。)
まずは、ビビンパ。 白いご飯の上にお惣菜やキムチがのっていて、
自分で混ぜて食べます。たいていスープがついてきます。
つづいて、冷麺。 ↓↓↓
日本にも冷麺がありますが、かなり日本風にアレンジされているので、少し違います。
テールスープがベースになっていて、とてもおいしかったです!!
食卓で一つの鍋を囲んで食べると温かい気持ちになり、いっそう絆が深まります。
皆さんの国にも、こんな料理がありますか?
前回のブログで、長野のお蕎麦屋さんを紹介しましたが、
意外にも多くの方から蕎麦についてのコメントをいただきました。
そこで、今日はもう一軒、私がよく行くお蕎麦屋さんをご紹介しましょう。
このお店は私の実家のある広島のお店です。
百貨店の中にあるので、買い物ついでに時々ランチします。
広島の店と書きましたが、もともとは島根県の出雲地方の店で、
ここはその支店ということになります。
出雲地方も美味しい蕎麦の産地として有名なのです。
店の入り口のところに、こんなショーウィンドーがあります。
日本ではこのように、レストランの前に本物そっくりの見本が展示してあります。
若い人向けのおしゃれなカフェや高級料理店には見かけませんが、
昔ながらのレストランには多い。
この見本は、あまりにも本物そっくりなので、見ているだけで面白く、
様々な料理の見本のミニチュアがキーホルダーやオモチャとして販売されています。
(例えば、日本各地にある東急ハンズにも売ってたな。)
さて、店内に入ってきました。
私たちは常連なので、注文する物もいつも決まっているのです。
ところで、この百貨店の中には蕎麦屋以外に、イタリアンレストラン、
サンドイッチなどの軽食のカフェ、中華料理店、マック、ドーナツショップなどがありますが、
蕎麦屋さんを選ぶ人は、たいていヘルシーさや落ち着きを求めていると思います。
お蕎麦屋さんの暗黙の了解として、長居をしないことも大きなポイントです。
基本的に、「蕎麦は食って出る。」というもので、
お蕎麦屋さんで食事をした後、そのままずっとおしゃべりすることはありません。
味もアプローチも、あっさり系がお蕎麦系なのです。
これが私のいつも注文するメニュー。
冷たいお蕎麦の上に野菜の天ぷらがのって、山菜の炊き込みご飯やおかずがついています。
料金は、いくらだったかな、1200円くらいかな?
天ぷらも有名な日本料理ですが、お蕎麦と天ぷらは最高のコンビで、
お蕎麦屋さんに行くと、たいてい天ぷらもあります。
自分で回しかけて、ワサビをつけながら食べると美味しい。
ところで、お蕎麦屋さんでは最後に「そば湯」を出してくれます。
「そば湯」とは、お蕎麦の麺の茹で汁で、
ここにビタミンなどの蕎麦の栄養がたっぷり含まれているのです。
お蕎麦だけ食べてそば湯を飲まなければ、そばの栄養をとり損ねてしまいます。
茹で汁を飲むなんて、信じられないですか?
例えば、イタリアでパスタを食べてパスタの茹で汁なんて出てきませんものね。
でも、温かいそば湯はとても美味しいのでお勧めします!
そのままでも飲めますし、お蕎麦にかける御つゆを少し足しても構いません。
蕎麦を食べた後、しみじみとそば湯を飲んで、さっと席を立って店を出れば、
あなたも本物の日本料理通といえるでしょう。・・・なんてね。
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またまた広島に帰ってきました。
いま、日本は春休み。 海外では9月が新学期のところが多いと思いますが、
日本では4月が新学期で、学校でも職場でも新しいシーズンが始まります。
私の娘も4月から幼稚園の年長クラスに入ります。
その前の春休みに、おばあちゃんの家に遊びに来たわけです。
さて、前回も広島の話題には大きな反響がありました。
やはり広島は世界的に有名な都市なのだと、私も改めて実感しました。
広島には原爆ドームや宮島などの世界遺産がありますが、
今回は、広島の有名な食べ物「お好み焼き」をご紹介しましょう。
最初の写真は、私がよく行くお好み焼き屋さん。
お好み焼きを作るお店は、第二次世界大戦後、広島にたくさんできました。
もともとは大阪などの関西地方の食べ物で、
今も大阪にたくさんのお好み焼き店がありますが、
広島のお好み焼きは、関西とは全然作り方が違います。
どちらにしても、戦後、食べ物がなく大人も子供も飢えて苦しんでいたとき、
手に入りやすい材料と道具でつくったのが「お好み焼き」。
もちろん、今は美味しさを追求して材料も良くなっていますが、
お好み焼きには、そんな復興の時代のノスタルジーがあるのです。
テーブルにくっついた大きな鉄板があり、ここで店のおばさんが焼いてくれます。
さあ、広島風お好み焼きを作るところをご覧にいれましょう。
日本人でも広島の人でなければ、なかなか見られない光景です!
この生地はそれぞれのお店の秘伝で、このお店では7種類のスパイスがブレンドされています。
まずは、ゆでたソバやウドン。
大きいサイズと小さいサイズがありますが、大きいサイズは一般的にダブルと いって
倍の量が入っています。たくさん食べる男の人はダブルを注文することが多い。
その上に、大量のキャベツとモヤシをのせます。
この店は特に量が多いです。
おばさんにはこだわりがあって、厳選した良い食材を、たっぷり使うのです。
その上に、「天かす」や「イカ天」をのせます。
「天かす」とは、有名な日本料理「天ぷら」を油で揚げたときにできるもので、
天ぷら屋さんでは今も無料でくれます。
(ちなみに、美味しい天ぷら屋さんの天かすは、油や生地がいいので美味しい。)
ただし、現在のお好み焼き屋さんで使っている天かすは、業務用に作られたものです。
こうして材料をのせている間に、鉄板は強い火力で熱せられています。
下の面はもう焼けていますから、これをひっくり返して反対側を焼きます。
大きなお好み焼きをひっくりかえすのが、おばさんたちのワザなのです!
お好み焼きを作るときにおばさんが使うのは、↑ この大きなヘラだけ。
ちょっとおしゃべりしている間に、野菜がしんなりして、お好み焼きがこんなに小さくなりました。
最後に、卵を鉄板の上に割って、その上にお好み焼きをのせます。
いま、6つ焼いていますが、これは私たち家族のぶんと、別のお客さんのぶん。
ここに食べにくるのは近所の人たちです。
今日は思った以上にお客さんが来て、材料が足りなくなったため、
後から来たお客さんを断っていました。
そしたらそのお客さんが、「自分で材料を買ってくるよ。」といって、
お使いに出かけて行きました。 その会話がたまらなくダウンタウン!
久しぶりに聞く広島弁は、やっぱりすごいアクセントです。
最後にもう一度ひっくり返して、豚肉や卵があるほうを上にします。
広島で有名なソース「おたふくソース」をたっぷりかけると、ソースの焦げる匂いや、
キャベツの甘い香りがして、食欲をそそります。
近所のご夫婦が調理に使う鉄板の片隅で、できたてのお好み焼きを食べます。
お皿に入れてもらうこともできますが、このほうが冷めなくて美味しいのです!
おっと、忘れていた。 そうそう、焼けたお好み焼きの上に、青のり、ごま、
そして、たっぷりのネギと鰹節をかけ、好きな人はマヨネーズをかけて食べます。
広島のお好み焼きは、小さな鉄のヘラだけで食べます。お箸やフォークは使いません。
他県の人は、このヘラで食べるのが難しいといいます。
私は両親とも生粋の広島県民ではないので、時々お箸で食べるのですが、
すると、横にいる友達に「なにそれ?」と、なかば軽蔑したような目で見られるのです。
さあ、私たちのぶんも出来上がり!
小さい子を連れてくると鉄板に手を出しそうで危ないので(過保護?)、
最近は、持参したホットプレートにのせて持って帰ります。
こんなのアリ?って感じ?
ここのお客さんは、みんな家に持って帰るときは自分のお皿を持ってきます。
「でもホットプレートを持ってきたお客さんは、あんたが初めてだよ」と言われました。
アツアツじゃないと美味しくない!という私の母のアイディアです。
いかがでしたか?
広島にはこんなお店が、本当にたくさんあります。
もしかしたらガイドブックにものっているかな?
広島に来たら、ぜひ食べてみてくださいね!
これはお味噌汁。↑ 日本の食卓に欠かせない日常的なスープです。
味噌汁は、コンブやイリコなどを浸した水を沸騰させてダシをとり、
次に具となる材料をいれ、最後に味噌という調味料を入れて作ります。
味噌は醤油などとともに、日本人が毎日使う調味料です。
その味噌を、このたび初めて作ってみました。
以前、手作りの味噌を近所の人におすそ分けしてもらって、
それがとてもおいしかったので、次に作る時は私も一緒に、と声をかけていたのです。
豆腐、豆乳や醤油、味噌の原料になります。日本人に欠かせない食物です。
味噌を作る時は、この大豆を1晩水につけて元の大きさに戻します。
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およそ倍くらいの大きさに戻ったら、今度はたっぷりのお湯で煮てやわらかくします。
たくさんあるので煮るのも大変でした!
さて、味噌作りに欠かせないもう一つの材料が「こうじ」です。
「こうじ」とは、カビなどの微生物を繁殖させたもの。日本酒や味噌や漬物など、
発酵食品をつくるときに用います。私もよくわからないけど、ヨーグルトの菌とか、
きっとこういうものって世界各地に同じような働きをするものがあるよね。
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今回、わたしは生まれて初めて「こうじ屋」に行きました。・・・っていうか、
そんな店があったんだ~、って感じ。日本人でも知らない人は多いと思います。
「こうじ屋」は、米や麦に「こうじ菌」をつける(繁殖させる)という特別な技術を持った店。
味噌作りをはじめる一週間ほど前に、この「こうじ屋」にお米をあずけておき、
「出来上がったよ~!」の電話で取りに行きました。
まずは、かたまりになっている「こうじ」を手でバラバラにし、塩を混ぜて平らに広げておきます。
これが生きてるってのが不思議! よく見ると白いカビのようなものが付いています。
こうじは1晩このままにしておいて、次の日・・・。
今度は茹でておいた大豆をフードプロセッサーにかけてつぶします。
昔はこれも手作業ですが、今は便利だニャ~!!
大豆の茹で汁も加えて、少しゆるめにつぶしています。↓
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味噌作りの主な作業は、これでおしまい。簡単だと思いませんか?
私は以外にもあっけなく終わったのでビックリしました。
な~んだ、これからは毎年作ろう、ってかんじ。
・・・・一緒に作ってくれた近所の方が親切で、準備を整えてくれていた、ってのもある。
うん、確かにそれは大きいな。ありがとうございました。
最後に、密閉できる容器に完成した味噌を入れます。
幼稚園から帰ってきた娘とその友達は、新しいお味噌に興味津々。 ↓
ほとんどの人が完成したものをお店で買うので、
こどもたちも、このような状態の味噌を見たことがないのです。
「なんじゃこれ~!?」と言ってました。
「こうじ菌」に働いてもらうため、半年以上ねかせないといけません。
そのあいだにカビがこないように、上に塩を敷き詰めます。
半年後は、全体の色も茶色っぽくなっているはず。
出来上がる頃に、またこのブログで紹介しますね。
今回作った味噌は、
全部で10キロ。
1年くらいで使う量かな?
おいしくなるといいな。