2011年12月アーカイブ

新幹線で浜松から広島へ

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sinkansen 1毎年、年末にふるさと広島に帰ります。

日本の学校は冬休みが12月23日くらいから始まって、

1月6日くらいに終わります。

会社の冬休みは12月30日から1月4日くらいでしょうか。

我が家の場合、

先に子供と私が新幹線で広島へ行き、

後から夫が車でやってきて、

帰りは全員で車で浜松に帰る、というパータンです。

日本では正月が一年で最も大切な行事なので、

冬休みの間に帰省する人が多く、新幹線も高速道路も混み合うのです。

 

さて、最初の写真は浜松駅の新幹線乗り場。

私のように小さい子供を連れた母親の姿を多く見かけました。

みんななるべく混み合う前に帰ってしまおう...という作戦なんだな。

 

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新幹線に乗ると駅員さんが子供にこんな↑カードをくれました。

3Dみたいに立体的に見える新幹線のトレーディングカードです。

日本の新幹線は子供に人気で駅には新幹線グッズもたくさん売られています。

(新幹線をアニメ化したキャラクターの、オモチャとかハンカチとかクツシタとか。)

 

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浜松駅を出て10分くらいすると、浜名湖が見えてきます。

浜松は暖かくお天気も良かったけど・・・

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1時間くらいすると山間を通るため雪景色になりました。

ここは滋賀県の米原駅のあたりで、雪が多い地域です。

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去年、この時期にここを通ったときは、もっと積もっていました。

吹雪がひどい時は新幹線が低速で走ることもあります。

日本はとても小さい国なのに、

新幹線で1時間移動するだけでこんなに景色が変わるなんて面白いでしょ。

 

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大阪駅を過ぎたころに駅弁を買うと、

車内販売のお姉さんが子供たちにこれ↑をくれました。

今度は新幹線の絆創膏です。

 

子供たちに大人気の新幹線ですが、

乗車券は高いです。

例えば、私の今回の旅の場合。

私の切符が15800円。

子供は小学生から有料で大人の半額なので、7900円。

下の子供は無料です。

今回は指定席をとったので割高になりました。

新幹線に乗っているのは3時間、600キロくらいの移動距離です。

外国の高速鉄道と比べて、どうですか?高くないですか?

私は帰りは車だからいいけど、

もしこれが、往復とも新幹線で子供が大人料金になったら・・・

実家に帰るだけで10万円くらいかかります!!!

ちょっと、考えちゃうよね~

 

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さあ、広島駅に到着しました。

大きな駅にはこのような↑売店がたくさんあります。

お土産物やお弁当を売っています。

そんななかに、ちょっと目をひくものがありました。

 

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「なでしこ」と書かれているのがわかりますか?

今年、日本の女子サッカー「なでしこジャパン」がワールドカップで優勝しました。

そんな彼女たちに国からプレゼントされたのが

広島県の特産品「熊野筆(くまのふで)」の化粧筆だったのです。

 

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広島県の熊野では古くから書道用の素晴らしい筆が作られていました。

もちろん広島県の人はみんな知っていますが、

全国的にはあまり知られていませんでした。

「なでしこジャパン」以来、ちょっとしたブームになっているみたい。

広島のお土産ものと言ったら、もみじまんじゅうが定番だったけど、

これからは「くまのふで」も仲間入りかな。

 

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広島駅の新幹線口。

私はお正月を広島で過ごします。

その様子はまた次回アップしますね。

 

今年のブログの更新はこれで終わり。

皆さん今年も本当にありがとうございました。

世界中の人と友達になれて、私は本当に幸せです。

来年もまた、私に皆さんの住んでいる街のいろんなことを教えてくださいね。

それでは、よいお年を~!!!

ここにしかないものがあります。DiEGO

 

 


 

 

 

 

 

年末の仕事、年賀状をつくる

nenga 1.JPG

日本の年末、みんながすることって言ったら、
大掃除と年賀状の準備でしょう。
今日は、年賀状について書いてみようかな。
 
年賀状はもともと、
年始の挨拶に行けない遠方に住む人に出した挨拶状でした。
昔は、お正月にはおめかしして、
近所の人やお世話になったお宅を訪問したのですが、
近年では多くの人が年賀状だけで済ませるようになり、
最近ではインターネットのメールや携帯メールで
「あけおめ」なんてことも、ありえる。
 
我が家では毎年80枚くらいの年賀状を出します。
プライベートだけでなく、
会社がお客さんに向けて出すこともあります。
いずれにしても、
クリスマスまでに年賀状を郵便局に出すと
1月1日に届きます。
だから年末は、みんな年賀状の準備に忙しいのです。
 
 
最初の写真は、
日本の郵便局が出している「年賀はがき」。
一枚50円~60円で、
絵が印刷されているものもありますし、
自分で家族の写真を印刷する人のために
インクジェット紙になったものもあります。
 

nenga 2.JPG  

来年2012年は辰年なので、
ハガキにも辰が描かれています。
 
nenga 3.jpg  
辰とは、竜?龍?ドラゴン?
どれもいっしょかな?
伝説の生き物ですね。
日本では縁起のいいモチーフです。
 
日本では十二支といって、
全部で12の動物が順番に、
その年のモチーフとされています。
来年は辰年だから、
年賀状のモチーフにもきっと様々な辰が使われるでしょう。
例えばこんな感じ?
nenga 5.jpg
私もいま、パソコンで写真やイラストや文字を組み合わせて
我が家の年賀状を作っているところです。
 
さて、年賀状は新しい年が来たことに喜びを表す手紙。
だから前の年に家族の誰かが亡くなった場合、
喪に服して年賀状は出しません。
そのため、みんなが年賀状を作り始める前、
例えば11月ごろに、
「今年、家族が亡くなったので新年の挨拶をひかえます。」
といった内容のハガキを出す習慣があります。 ↓ ↓ ↓
  nenga 6.JPG
 
郵便局が出している年賀はがきには、
「くじ」も付いています。
ハガキの下に印刷されている番号が、それ。↓↓↓
「くじ」もついて切手代の50円ぽっきりなんだからお得です。
 
nenga 7.JPG
 
ところで最近は、
年賀状をデコレーションする子どもも多く、
私の子も年賀状にシールをはると言っています。
私が子供のころは、
年賀状用に版画を掘ったり、
筆と墨であいさつ文を書いたりする人も多かったけど、
近ごろは年賀状も「デコる」方向なのね。
 
nenga 8.JPG

 

 

 

無人のマルシェ

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yasai 1.JPGこれ、今わたしのお気に入りのマルシェ。
日本にはこんな感じで野菜販売している小屋があります。
どちらかというと田舎のほうに多いかな。
私の家は住宅地の中にありますが、
ちょっと畑が広がるほうへ行くと、いくつかあるのです。
 
yasai 2.JPG
yasai 3.JPG
朝とれたばかりの野菜。
大根、水菜、ホウレンソウ、サツマイモ、レタス、ネギ・・・

yasai 4.JPGのサムネール画像
ヤマイモ、カブ、白菜、ミカン・・・

yasai 5.JPG

 
海外の人にとっては驚きかもしれませんが、
野菜販売の小屋は、たいてい無人です。
小屋の持ち主は畑で採れた新鮮な野菜を朝から並べます。
ずっと店番をするのはたいへんだから、
農家の人はそこにいないのです。
 
外国から来た人は、
日本の自動販売機ですらびっくりするそうですね。
「なんで盗まれないの?」って。
じゃあ、これはどうよ。
野菜まるだし。
お金は買った人が自分で貯金箱みたいなものに入れて行く。
その貯金箱は小屋にくくりつけてありますが、
そんなに厳重ではありません。
 
でも、日本人って、
そういうのをちょろまかすのはプライドが許さないのです。
私も、たぶん私の家族も、
そして私の近所の人も、
こういう場所にある野菜をこっそり持って帰ろう・・
という考えは思いつかないはず。
 
yasai 6.JPG
私は週に2回くらいこの無人マルシェに来ます。
たくさん買うから袋を持っていきます。
 yasai 7.JPG
野菜はどれでも一袋100円。
スーパーの値段の半額くらいです。
しかも、ここは無農薬で育てているので安心ですし、
なにより色も味も濃く、とてもおいしい!!
 
yasai 8.JPG
これがお金を入れる箱。  ↑
 
yasai 9.JPG
ちなみに、私が行く無人マルシェはあと4つくらいあって、
そのうちの一つも寄ってみましたが、
今日は何も売っていませんでした。
 
 
yasai 10.JPG
こちらのお金入れも、
まあ、言ってみれば無防備。 ↑
 
 
yasai 11.JPG
ついでにタマゴの自動販売機も紹介しましょう。
この自動販売機の一部屋一部屋に
産みたてタマゴが入っています。
それぞれの部屋の横にコインを入れると、
部屋の扉が開くという仕組み。
 
以前、私が住んでいたところで、
こういうタイプのタマゴ自動販売機から
主婦がタマゴを盗んでいて、
その人がついに警察に捕まった。
というニュースがテレビで放送されたことがありました。
わたしは「へえ~。まあ、そんな人もいるんだろうな。」
と思ったんだけど、
海外の人からしてみれば、
「エエ~!!そんなことがニュースになるの??」
ってとこ?
 
 
 

高速道路から富士山を見る

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fuji 1.JPG

週末に、高速道路をドライブしました。

浜松から東京方面に行くには、東名高速道路に乗ります。

名古屋と東京を結ぶこの高速道路は、日本の大動脈とも呼ばれ、

いつも多くの車やトラックが行き交っています。

 

もし海外から日本に旅行にきたなら、

この東名高速道路に乗ると日本的な風景がたくさん見えることでしょう。

西から紹介すると、まずは浜松の浜名湖。

しばらく行くと、菊川などに延々と続くお茶畑の景色。

そして、いくつかトンネルを抜けると、

最初の写真のように目の前に富士山が見えてきて、

最後に、大都会・東京に到着というわけです。

 

私は日本人ですが、何度この風景を見ても心がときめきます。

富士山って、やはり独特のオーラを放っているのです。

「富士山って、こんなに高いんだ。」

「こんなにすそ野が広いんだ。」

「こんなにきれいなんだ。」

と、出会うたびに胸を打たれるのです。

 

fuji 2.JPG

だんだん富士山に近づいてきました。

これで浜松から1時間くらい走ったところ。

このカーブになったこの場所が、高速道路から一番きれいに富士山が見えるところ。

少し下り坂になっているので、

富士山の手前に駿河湾という海も見え、とてもきれいな写真が撮れます。

hirosige .jpg

歌川広重が描いた浮世絵にも、

ちょうどこの場所から書かれた作品があります。

構図が似てるでしょ?

 

fuji 3.JPG

駿河湾の向こうには太平洋が広がっています。

この辺りは漁業も盛んです。

特に、由比(ゆい)という港町では「サクラエビ」と呼ばれる

ピンク色の小さなエビがたくさん採れます。

普通、エビはゆでると赤くなりますが、

サクラエビは生の状態でピンク色をしています。

海の反対側は、こんな風景。 ↓

由比の港町です。

fuji 4.JPG

 

もうしばらく行くと高速道路の「富士川サービスエリア」があります。

ここも、おススメの場所。

高台にあるので、富士山とその裾野の景色がよく見えるのです。 ↓ ↓ ↓

 

fuji 5.JPG

どうです?

不思議な風景だと思いませんか?

だって、モンブランとかエベレストみたいに、

山脈の中にあるんじゃないんです。

海のすぐ横に、

東京という大都市のすぐ近くに、こんな山が突然あるんですよ。

 

この時は、ちょうど午前中の澄み切った空気で、

雲で山頂が隠れることもなく、

朝日が横から富士山を照らす最高の姿を見ることができました。

 

fuji 6.JPG

私たち家族は、この後、

富士スピードウェイというサーキットに行ったのですが、

富士山がすぐ横にあるはずなのに、

空が曇ってきて全く見えませんでした。

日本ではよく「富士山の姿を拝む」という言い方をしますが、

まさに、富士山は時としてその美しい姿を突然現す、

神々しい存在なのです。

 

ここにしかないものがあります。DiEGO

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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