桜の季節に、ちょっとだけ故郷の広島に帰っていました。
日本人は桜が大好きで、桜の季節には「お花見」をします。
私が広島でお花見をするとしたら・・・やっぱり宮島かな。
日本三景のひとつ、そして世界遺産にも選ばれている名所ですが、
特に春の桜の時期と秋の紅葉の季節に最高に美しい姿を見せてくれます。
ところで宮島といえば、
いま、NHKの大河ドラマ「平清盛」にゆかりのある場所として注目を集めています。
(下の写真はドラマのポスターです。)
宮島にもともとあった厳島神社を、
平安時代の終わり、大がかりに増築した人物こそ平清盛。
海の中に神殿を造ったり、大きな鳥居を構えるという大胆な建築も、
彼の権力でやってのけたのです。
ちょうど鳥居のあいだを渡し船が通っていますね~。
これは潮が満ちている時しかできません。
このブログを見てくれている海外の方のために、
宮島のサービスショットをどうぞ。
さて、今日の本題に入りましょう。
私が今住んでいる浜松は浜名湖で採れる「うなぎ料理」が有名です。
広島の宮島は瀬戸内海で採れる「あなご料理」が有名です。
食べ比べた人は日本人でも少ないかもしれませんが、
私は、・・・・どちらも好きです。
宮島でもとくに有名なあなご飯屋さん「うえの」を紹介しましょう。
「うえの」は100年前に宮島の駅で「あなごめし弁当」を売る商いをしていました。
今はお弁当もありますし、店で食べることもできます。
「あなご」と「うなぎ」の違いってわかりますか?
あなごは浅い海にいて、うなぎは基本的に淡水に棲む。
どちらも食用になりますが、うなぎのほうが脂分が多いそうです。
これ、あなご→ → →
「うえの」は美味しいだけでなく、
店内もレトロで素敵です。
いつも地元の人や観光客でいっぱいですが、
ゆっくり座って待つスペースもあり、
古道具がミニ博物館のように展示してあるので、飽きることはないでしょう。