あなたの街に、スーケートリンクはありますか?
日本では、ある程度大きな街にスケートリンクがあります。
夏は室内プールとして利用される施設が、
冬季限定でスケートリンクに様変わりすることが多く、
年齢や性別を問わず多くの人が利用しています。
私も子供のころ、冬の間だけアイススケートを習っていました。
日本ではそういう子は特に珍しいわけではなく、
(主に女の子ですが)スケートを習い事にしたり、
大人になって趣味や運動のためにスケートリンクに通う人もいます。
料金はスケートリンクの入場料とスケート靴のレンタル料、あわせて1800円くらい。
子供はその半額。
ちょっと高い?と日本人でも思う。
でも、スケートリンクの管理費は結構かかると思うので、しかたないね。
チケットを買って中に入ると、靴を借りるところがあり、
自分の足のサイズを伝えて一足貸してもらいます。
ロッカールームでスケート靴に履き替えます。
夏はスイミングプールとして使われる施設なので、
この場所も夏は更衣室なわけ。
さて、リンクへ行きましょう。
私は小さい頃からこの瞬間が好きです。
このスケート場には大小2つのリンクがあります。
平日の午前だったので人は少なかったけど、
週末には家族連れとか、デートしている若いカップルで賑わいます。
上の写真で青いジャンパーを着ている人は、この施設のスタッフ。
他にも何人かいて、彼らはまるでプールの監視員さんみたいにリンク上を回っています。
上手に滑ることができない人に「大丈夫ですか?」と声をかけたり、
こちらから質問すると滑り方を教えてくれたりします。
もちろん数分ですが、それでもかなり参考になります。
私の娘も教えてもらって少し上手に滑ることができるようになりました。
彼女は日本人スケーター、浅田真央ちゃんが大好きです。
日本では昔からフィギュアスケートの人気がありますが、
特に近年、日本人の若いスケーターが世界で活躍していて、
スケートの人気が高まっています。
このリンクには本格的にフィギュアスケートを習っている子供たちもいました。
ところで、
大勢の人が滑っていると、あちこちで氷が削られ、リンクが乱れてきます。
そこで、スケート場では一日に2~3回、
下の写真のような特別な車が出てきてリンクを整えてくれます。
まず、氷の表面を全体的に削り、
次に水をまいて新しい氷の層を作る...という具合。
この作業には20分くらいかかりますが、
整備したてのリンクはつるつるしていて本当にきもちいい!
きれいに輝くリンクに改めて目を落とすと、そこには
「がんばろう! 日本」 の文字。
こんなところにもさりげないメッセージが隠されているのです。