週末に、浜松市内にあるオートレース場へ行きました。
・・・オートレース? って思う人も多いと思います。
私も浜松に引っ越してくるまではオートレースを知りませんでした。
すごく簡単に言うとオートバイのレースで、お金をかけることができます。
オートレースといえば、
スマップ(日本のもっとも有名なアイドルグループ)のメンバーの一人が、
芸能活動をやめてオートレーサーになったとき、
「で、そのオートレースって何なのよ?」
と話題になったくらい。
日本国内にオートレース場は6つあります。
そのうちの一つが浜松市にあるため、浜松の人はたいていオートレースを知っています。
ただし、まあ、ギャンブルなので、好き嫌いはあるはず。
私もあまり興味なかったのですが、
私の夫は、例によってバイク好き。
お金を賭けることに興味はないけど、単純にバイクのレースとして
どんなものか見に行ってみよう、ということで、お出掛けしたわけです。
ところが・・・。
私は、会場の空気に、ドン引き。
この写真でも伝わるかと思いますが、
やっぱり、みなさんお金を賭ける目的で来場しているわけなので、
いわゆるF1やGPなどのモータースポーツを観戦する感じとは違う空気なのです。
夫は、「まあ、日本では競馬場もこんな感じだよ。
それより、レースがもっと近くで見えるところに行ってみよ。」
とか言うのだけど、私はどうもおじさんたちが気になって仕方がない。
こういう世界もあるんだ~。
さて、浜松のオートレース場の場合、
入場料として一人100円を支払います。
そのときに、こんな↑↑↑表を手渡され、それを見ながら、かける金額や選手を決めるのです。
私は競馬とかにも行った事がないので、よくわかりませんが、
馬の場合は馬の調子や馬の性格などチェックするところが色々あるでしょう。
オートレースは、すべて同じバイクで疾走しますが、
そのエンジンの調子はバイクに乗るレーサーが調整します。
その良し悪しが勝敗の鍵を握るのです。
オートレースのバイクは、専用に作られたもの。
走るために不必要なものは一切装備されていません。
ブレーキもありません。
そのかわりエンジンブレーキが強烈に利くようになっています。
ゴールした後も、ブレーキで止まれないので、
しばらくコースをぐるぐるまわっています。
オートバイのmotoGPのように長いコースを走るのではなく、
一周500メートルほどのトラックを6周して競います。
だから選手は常に体とバイクを思いっきり傾けて走っています。
詳しくは、浜松オートのHPをご覧ください。
で、オートレースを純粋に楽しんだ感想は、
まあ、私としてはmotoGPの方がいいかなあ。
夫は、バイクの調整によって音が違うとか、そういうのが近くでわかって
それなりに面白かったと言っていますが。
ちなみに、オートレースは公営競技とされています。
浜松のオートレース場も、浜松市が運営しています。
そんなことが理由にあるのか、「子どもたちもおいでよ!」みたいな明るい雰囲気を
かもし出そうとしています。 子供用の遊具があったり。↑ ↑
・・・でも、やっぱりディープすぎるかなァ・・・。