今日は日本のカラオケをご紹介しましょう。
カラオケは日本で始まった娯楽で、今や世界共通語になっているらしいですね。
世界のカラオケは、一体どういうふうになっているのでしょう?
日本にはカラオケ専門のお店があります。
そこで飲み物や食べ物を注文することもできますが、
食べに行くというより、歌うことが目的です。
友達同士や家族で行くこともありますし、パーティの2次会場として使うこともあります。
最初の写真は、カラオケ店の入口の様子。
カンタミーアという洒落た名前でおわかりのように、イタリアを意識した内装のカラオケ店です。
まずは入口で受付をします。
グループの人数によって大小様々の部屋に案内されます。
料金システムは店によりますが、たいてい一時間いくらという計算。
午前中は格安だったり、グループの中に女性がいたら一時間無料だったり。
カラオケがはやり始めた20年~30年ほど前に比べて、値段はずいぶん安くなりました。
例えば今回、レディースデー(女性がいたら一時間無料の日)の午前中に行ったので、
2時間歌って420円。 しかもこれは一人あたりではなく、一部屋あたりの金額。
・・・信じられる?
日本のカラオケ店は、こんなふうにいくつかの部屋に分かれています。
人数に応じて、小さな部屋や大人数でパーティに使える部屋があります。
いずれも防音壁で仕切られて、隣の部屋の音楽が聞こえてきません。
テレビのモニター画面に出てくる歌詞を見ながら歌います。
これは海外でも同じかな?
でも、私がフランス人の友人に聞いたとき、
カラオケはパブみたいなところでみんなの前で歌うのが 普通で、
個室の店は無い...と言っていたような気がする。
日本でもお酒を飲む店でカラオケをすることもありますが、
カラオケはお酒とセットではなく、カラオケ自体が娯楽として定番になっているので、
学生や小さな子供もマイクを持って歌います。
また、一人で行って歌の練習のために個室を使う人もいます。
カラオケで歌いたい曲を7センチくらいの分厚いリストの中から探し、
リモコンに曲の番号を入力して楽曲を呼び出します。
毎月新しいリストが追加されるので、最新のヒット曲も歌えます。
その一方で、懐かしのアニメソングとか、ピアノやギターだけのアレンジバージョンなど、
カラオケならではの歌の楽しみが広がります。
10年以上前から、カラオケまでデジタル化されて(!?)、
このような↓↓↓端末で、曲やアーティストを検索し、そのまま楽曲を呼び出すこともできます。
ボタンひとつで自分の歌を採点してくれるシステムもあります。
(下の写真がそれ。100点中90点、なかなかいいじゃない?)
受付で特別なCDを買って自分の部屋の機械に入れると、
自分の歌声のカラオケを録音することもできます。
大好きなアーティストの曲を自分バージョンで。。。
車の中でドライブ中に聴くと、ひとり酔いしれそうだね。
もちろん、カラオケが苦手な人や嫌いな人もたくさんいます。
その反対に、カラオケが大好きでプロ顔負けに上手に歌う人もいます。
私の友達の中には本当に歌が上手な人がいて、
私はその人を誘って彼女のすばらしい歌声を聴かせてもらうのが好きでした。
いろんな楽しみ方ができる日本のカラオケ。
あなたも行ってみたい?