2012年4月アーカイブ

浜名湖ガーデンパーク

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昨日、私の大好きな場所「浜名湖ガーデンパーク」へ行ってきました。

花の博覧会をするために、数年前に浜松市が造った広大な公園で、

博覧会が終わった後も市民の憩いの場としてきれいに管理されています。

 

ガーデンパークのいちばん奥に、「モネの庭」があります。

いま、チューリップが満開で絶対きれいだから!!と家族を連れて行ってきました。

 

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この公園の「モネの庭」はとてもきれいです。

フランスのジベルニーという村に画家のクロード・モネが作った庭園と

そっくり同じに造られています。

私は10年ほど前、その本物のモネの庭にも行ったことがありますが、

確か入園料が結構高かったわりに、あまり手入れされてなかった記憶が・・・。

それでも、ここでモネが睡蓮の絵を描いたのだ~というプレミアがついて、

それなりに感動しました。

 

浜松は「モネの庭」のコピーではありますが、

管理しているガーデナーの相当のこだわりが感じられます。

半端なく手入れされています。

しかも、入園無料だし、私はおススメ。

 

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ガーデナーの方に話を伺うと、

数年前、博覧会が開催された当時はモネの庭とほぼ同じ植物を植えたそうですが、

現在は、モネの庭のイメージに沿うようなものを考えて植えているそうです。

珍しい花が多く、ほとんどがインターネットで注文するのだとか。

 

私も夫もガーデニングが趣味で、

大体の植物は知ってるつもりなんだけど、

この庭にはいつも感心させられます。

チューリップだけでも非常に珍しい品種ばかり植えられています。

例えば、この赤いチューリップ、バラみたいじゃない? ↓

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これは花びら全体にフリンジが入ってる。 ↓

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これはボタンの花のつぼみのように、花びらの枚数が多い。

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これは、ごらんのとおり凄いゴージャス! 

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このあたりのチューリップもすべて変わった品種です。

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美しい花の話をしてる時にお金のことを持ち出すのは気が引けますが、

珍しい品種のチューリップの球根って、けっこう高いんです。

私も自分の庭の手入れをしているからわかるけど、

ガーデニングって結構お金がかかって大変。

これだけの広い庭に、これだけたくさんの珍しいチューリップを植えるなんて、

凄い!!と感心するのです。

そして植物の色や背の高さや、咲く時期が完璧に計算されてる!!

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庭の奥に進むと、睡蓮の池もあります。

ここも、本物とそっくりおなじ。

太鼓橋のフジが咲き、池に睡蓮の花が咲くのはもう少しあと。

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ただ一つ大きく違っているのは、

モネの屋敷に入れないということ。

さすがにそこまでは管理できないのでしょう。

私は、この屋敷の中がカフェだったりすると、いいのにな~と思います。

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一か月もすれば、今度はバラの美しい庭になるでしょう。

そのとき、私は、また来る!

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ここにしかないものがあります。DiEGO

うなぎ vs. あなご

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桜の季節に、ちょっとだけ故郷の広島に帰っていました。

日本人は桜が大好きで、桜の季節には「お花見」をします。

私が広島でお花見をするとしたら・・・やっぱり宮島かな。

日本三景のひとつ、そして世界遺産にも選ばれている名所ですが、

特に春の桜の時期と秋の紅葉の季節に最高に美しい姿を見せてくれます。

 

ところで宮島といえば、

いま、NHKの大河ドラマ「平清盛」にゆかりのある場所として注目を集めています。

(下の写真はドラマのポスターです。)

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宮島にもともとあった厳島神社を、

平安時代の終わり、大がかりに増築した人物こそ平清盛。

海の中に神殿を造ったり、大きな鳥居を構えるという大胆な建築も、

彼の権力でやってのけたのです。

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ちょうど鳥居のあいだを渡し船が通っていますね~。

これは潮が満ちている時しかできません。

 

このブログを見てくれている海外の方のために、

宮島のサービスショットをどうぞ。

 

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さて、今日の本題に入りましょう。

私が今住んでいる浜松は浜名湖で採れる「うなぎ料理」が有名です。

広島の宮島は瀬戸内海で採れる「あなご料理」が有名です。

食べ比べた人は日本人でも少ないかもしれませんが、

私は、・・・・どちらも好きです。

 

宮島でもとくに有名なあなご飯屋さん「うえの」を紹介しましょう。

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「うえの」は100年前に宮島の駅で「あなごめし弁当」を売る商いをしていました。

今はお弁当もありますし、店で食べることもできます。

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「あなご」と「うなぎ」の違いってわかりますか?

あなごは浅い海にいて、うなぎは基本的に淡水に棲む。

どちらも食用になりますが、うなぎのほうが脂分が多いそうです。

これ、あなご→ → →

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「うえの」は美味しいだけでなく、

店内もレトロで素敵です。

いつも地元の人や観光客でいっぱいですが、

ゆっくり座って待つスペースもあり、

古道具がミニ博物館のように展示してあるので、飽きることはないでしょう。

 

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ここにしかないものがあります。DiEGO

 

日本人はマンガを描ける?

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これ ↑ 

私の家の冷蔵庫にマグネットで留めてある落書き。

 

私も子供も、日本の漫画「ONE PIECE」が大好き。

4才の息子にその登場人物の絵を描いて、と頼まれました。

「えーと・・・。

 改めて書けと言われると・・・どんな顔だったっけ?」

家にあったONE PIECEのカレンダーを見ながら描いてみました。

ボールペンで一発書き。

ヘンなところは多々ありますが、まあ、こんなもんでしょう。

 

落書きしながら、私はある疑問を持ちました。

日本の漫画は世界でも人気があって、

地球上の大勢の人が読んだり、テレビアニメを見たりしていますが、

漫画を描くという文化はどうでしょう?

たとえば海外の子供たちは、

ONE PIECEのキャラクターを自分で描いたりしますか?

 

私は1970年代に生まれて、

小さい頃はテレビで日本のアニメ「アルプスの少女ハイジ」や「ドラえもん」を見て育ち、

小学生くらいになると「うる星やつら」や「キャンディキャンディ」を見ていました。

漫画本も読んでいました。

それと同時に、自分でも漫画を描いていました。

これは特別なことではなくて、私の周りの女の子も私の妹も、

同じように漫画チックな絵を描いたり、ストーリーのある作品を描いたりしていました。

(もちろん女子だけでなく、男子も漫画の上手な子がいたな~。)

 

で、今でも子供と一緒にこんな絵を描いたりします。 ↓

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でも、

7歳の娘からは「・・・なんか、お母さんの絵は微妙。」と言われます。

たぶん、絵のタッチの時代が違うんだと思う。 ガ~ン。。 ←これも古い

 

それで近所の絵の上手な女の子にイマドキの絵を描いてもらいました。

海外でも人気があるキャラクター 初音ミク ↓

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確かに、私とは時代が違うな。

私の娘は、お手本のようなこのイラストを大切にしています。

 

そう、娘もかつての私のように漫画を上手に描けるようになりたいのです。

だから今の愛読書は、これ ↓

 

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 「胸キュン まんがイラスト」です。

かわいい女の子の絵が上手に描けるようになる指南書。

ページをめくると、

顔のバランスのとり方や、様々な目の表情、手の表情、

はたまたファションのポイントやポーズのとり方などなど。

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私が子供のころも、こういう本ってありました。

だから日本人はイラストを上手に描けるようになるのかもしれない。

そして、着々と次世代の漫画家たちが育つのかもしれない。

 

ただ、私が子供のころと今とは、世間の漫画に対する印象は大きく違います。

私が子供のころは、漫画は文化ではなく子供の娯楽であって、

大人が漫画を読んでいると怪訝な顔をされました。

漫画やアニメの世界にはまりすぎてると、「おたく」と言われ、

内向的で暗いイメージを持たれました。

 

でも、今は漫画が世界で人気を博していることに背中を押されるように、

漫画を文化として認める風潮があります。

いま、大人が「漫画大好きです!!」と言ってもおかしな人だとは思われません。

時代の流れって不思議です。

 

学校には公式の「漫画クラブ」もあり、

学校で放課後に漫画を描いたり読んだりする子供もいます。

私の姪っ子も「漫画クラブ」所属。

読書好きの彼女は、いま、

漫画と歴史小説がミックスしたような本を読んでいます。

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日本発の、漫画文化。

これからもどんどん進化しそうですぞ~!

ここにしかないものがあります。DiEGO

 

 

 

 

たこ焼き 大好き

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近ごろ、わたしにはお気に入りの「たこ焼き屋さん」があります。

今日は、そのお店を紹介しながら、たこ焼きについて書いてみましょう。

 

海外でこのブログをご覧のみなさん、たこ焼きはご存知ですか?

日本のマンガやアニメによく登場するので、

食べたことはないけど知っているという人は多いかもしれません。

 

日本人にとってたこ焼きは、庶民的な食べ物。

食事というより「おやつ」に近い身近なもので、

大人にも子供にも人気があります。

アメリカならハンバーガー、フランスならクレープといった感じ?

 

関西発祥の食べ物ですが、今は日本中にたこ焼き店があります。

たこ焼きの形は丸くて、たいてい同じですが、

店の規模や値段、味はさまざまで、

私はいま、この店の「たこ焼き」が気に入っています。

 

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とても気さくなおじさんが一人でやっている店。

売っているのは「たこ焼き」オンリーです。

 

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たこ焼きは丸いくぼみのついた専用の鉄板で焼きます。

まず、小麦粉や水などで作った生地を流しこみ、次に小さく切ったタコや野菜を入れ、

半球が焼けたらピックのようなものでひっくり返します。

その時、上の写真より生地があふれた状態になり、

ひっくり返しながらそのあふれた部分を丸いくぼみに押し込んでいくと、

まん丸のゴルフボールような形になるのです。

 

日本では、たこ焼きを自分の家で作る人も多く、

たこ焼き専用の小さな鉄板を持っている人もいます。

ちなみに我が家にもあります!!

でも、案外まん丸に作るのは難しい。

でも、クルクルとピックで回しながら丸く作るのは楽しい!

そんなわけで、日本の若者の間では「自宅でたこ焼きパーティ」も人気があります。

 

ところで、店のおじさんは大の野球好き。

店の外にはたこ焼きが焼ける間待っていたり、

なんならそこで食べてもいいよ,というスペースがあって、

そこに野球場で使われていた看板やイスが置かれています。

オークションでゲットしたのだとか。

 

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店のカウンターに、↓ こんなマークがあったので、ふと下を見ると、

ちょうどカウンターの下におじさんが木で作った台がありました。

 

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親と一緒にたこ焼きを買いに来た子供は、たいてい焼くところを見たがるのですが、

背が低すぎて中が見えない・・・・。

そこで、やさしいおじさんが足場を作ったんだそうです。

 

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「くつのシール」は、土足で上がっていいですよ、の意味。

日本人はこういう台を見ると、イスかもしれないので、

クツをはいたまま上がることをためらいます。

シールが無かったら多分わたしも、「ここに立っていいんですか?」

とおじさんに尋ねてから 子供を上がらせると思う。

とても日本人らしい感覚なのでしょうね。

 

 

tako 9.JPG  本当に、この店のたこ焼きは美味しい!

1パック8個入りで300円です。

たこ焼きって、熱くて丸くて、一口でパクッと食べられるのがいい。

なんだかカワイイところが日本人の心をつかんでいるんじゃないかな~?

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ここにしかないものがあります。DiEGO

 

 

 

 

 

 

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