これ ↑
私の家の冷蔵庫にマグネットで留めてある落書き。
私も子供も、日本の漫画「ONE PIECE」が大好き。
4才の息子にその登場人物の絵を描いて、と頼まれました。
「えーと・・・。
改めて書けと言われると・・・どんな顔だったっけ?」
家にあったONE PIECEのカレンダーを見ながら描いてみました。
ボールペンで一発書き。
ヘンなところは多々ありますが、まあ、こんなもんでしょう。
落書きしながら、私はある疑問を持ちました。
日本の漫画は世界でも人気があって、
地球上の大勢の人が読んだり、テレビアニメを見たりしていますが、
漫画を描くという文化はどうでしょう?
たとえば海外の子供たちは、
ONE PIECEのキャラクターを自分で描いたりしますか?
私は1970年代に生まれて、
小さい頃はテレビで日本のアニメ「アルプスの少女ハイジ」や「ドラえもん」を見て育ち、
小学生くらいになると「うる星やつら」や「キャンディキャンディ」を見ていました。
漫画本も読んでいました。
それと同時に、自分でも漫画を描いていました。
これは特別なことではなくて、私の周りの女の子も私の妹も、
同じように漫画チックな絵を描いたり、ストーリーのある作品を描いたりしていました。
(もちろん女子だけでなく、男子も漫画の上手な子がいたな~。)
で、今でも子供と一緒にこんな絵を描いたりします。 ↓
でも、
7歳の娘からは「・・・なんか、お母さんの絵は微妙。」と言われます。
たぶん、絵のタッチの時代が違うんだと思う。 ガ~ン。。 ←これも古い
それで近所の絵の上手な女の子にイマドキの絵を描いてもらいました。
海外でも人気があるキャラクター 初音ミク ↓
確かに、私とは時代が違うな。
私の娘は、お手本のようなこのイラストを大切にしています。
そう、娘もかつての私のように漫画を上手に描けるようになりたいのです。
だから今の愛読書は、これ ↓
「胸キュン まんがイラスト」です。
かわいい女の子の絵が上手に描けるようになる指南書。
ページをめくると、
顔のバランスのとり方や、様々な目の表情、手の表情、
はたまたファションのポイントやポーズのとり方などなど。
私が子供のころも、こういう本ってありました。
だから日本人はイラストを上手に描けるようになるのかもしれない。
そして、着々と次世代の漫画家たちが育つのかもしれない。
ただ、私が子供のころと今とは、世間の漫画に対する印象は大きく違います。
私が子供のころは、漫画は文化ではなく子供の娯楽であって、
大人が漫画を読んでいると怪訝な顔をされました。
漫画やアニメの世界にはまりすぎてると、「おたく」と言われ、
内向的で暗いイメージを持たれました。
でも、今は漫画が世界で人気を博していることに背中を押されるように、
漫画を文化として認める風潮があります。
いま、大人が「漫画大好きです!!」と言ってもおかしな人だとは思われません。
時代の流れって不思議です。
学校には公式の「漫画クラブ」もあり、
学校で放課後に漫画を描いたり読んだりする子供もいます。
私の姪っ子も「漫画クラブ」所属。
読書好きの彼女は、いま、
漫画と歴史小説がミックスしたような本を読んでいます。
日本発の、漫画文化。
これからもどんどん進化しそうですぞ~!
ところでmikoさん絵のタッチが古いだけじゃなくてマンガという名前すら古いっす。海外じゃそうなのかもしれないけれど日本じゃコミックといいます。例えばアベックが古くてカップルというように。
僕も大学生の頃妹の影響でマンガは少女マンガばかり読んでました。川原泉とか松苗あけみとか佐々木倫子とか。少女マンガの世界にも古典があって大島弓子『綿の国星』萩尾望都『ポーの一族』山岸涼子『日出処の天子』等は文学的な薫り漂う素晴らしい作品です。
miko さんが挙げていた『うる星やつら』も大好きでした。劇場に映画も観に行ってましたよ。特に今では世界的に有名な押井守監督脚本の『うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー』は劇場を出た後の後遺症が凄かった。日常風景がしばらく変質してましたもん。
ちょっとした自慢なのですが松苗あけみが僕のことを描いてくれたことあります。あくまでも本人に確かめたわけじゃないのだから僕かなと思い込んでいるだけなのかもしれませんが。
相変わらず長くてすみません。
kinokoさん、
そうか、そうか。コミックね。
確かに書店でもマンガコーナーとかじゃないね。
私の中で時が止まっている部分を突かれて、
非常に刺激的な思いです。ありがとう。
松苗あけみさんって知らないんですが、
kinokoさんのことが描かれているかもしれないって、
すごいことですね。
さっそくこれから松苗あけみさんをnetでチェックしてみます。
おそらく私が漫画読んでた時より少し前の感じかな?
私は、ほら、岡田あーみんとかだから。
長くてうれしいです。
またコメントください。
miko
『ぶーけ』で読者全員プレゼントの告知とともに松苗先生に「応援のお手紙だそう」みたいなのがあって。当時ロッキング・オンが出していた雑誌『H』でも先生が連載していたので、「そちらの連載も楽しみにしています」みたいなことを書いた。
先生が風邪をひき、連載がとんだ時があって。そのかわりに先生が蒲団(炬燵?)にはいり「皆さんからの応援お便り読ませてもらい励まされています」って吹き出しに書かれてて。その中に「『H』の連載のことを書いて下さった方、どうもありがとうございます。今はどんな音楽が流行っているのかまた教えて下さいね」って。『方』は男だろうと。おれのことやと思ったのね。テープ作って送ったけれどその後は何もなし(笑い)。
松苗先生はやはり女子高生4人組が活き活きと描かれた『純情クレージーフルーツ』が素晴らしい。絵もストーリーも凄いんだよ。
その雑誌も何処かへ消えたのに加えて余りに昔のこと(20年程前?)なんで記憶違いが多々あるかも知れないけれど赦してね。
kinokoさん
松苗先生は、ぜったいkinokoさんのことを書いたと思う。
男性からのファンレターだし目立ったのかな?
しかも音楽付きって、違うジャンルっぽくって、
そんな人から応援されてると勇気もらえそうだし。
おはようございます。
『純情クレージーフルーツ』
マンガ喫茶とかにあるかな?
読みたいです!!
『純クレ』マンガ喫茶にあるんじゃないかなぁ。一応名作扱いだから。前・後・続編1〜9の全11巻です。とにかく絵が美しくてキャラが面白くて夢中で読んでました。絵が上手いのも当然で一条ゆかり(『有閑倶楽部』知らない?)のアシスタントやってたんだよ。とまぁ古いマンガの話ししかできなくてごめんね。最近のマンガは全く読んでなくて『ワンピース』ですら知らない。あくまでも本屋にとってのドル箱って感じで。正月とかに全巻大人買いするお客さんいたもの。少年〜男性誌のコミックって長いやん?だから駄目。おバカな4コマくらいしか男性コミック読んでません。
kinokoさん、
「純クレ」がわからへん。
実は私マンガ喫茶って行ったことない。
でも近所にあるから行ってみようかなって思ってる。
あ、マンガ喫茶ってブログ的にいいかもね。
「ワンピース」は私もまとめ買いしたい。
アイ ラブ ロロノア・ゾロだから。
ハハハ、うちには熱狂的なワンピーファンが数名いて、少年ジャンプやワンピースの全巻を持っています。高2の娘の部屋はまるでワンピースランドというさまです。(笑)
描いてる漫画もほとんどワンピースの真似で、とてもうまいです。
そこまで熱意があると認めるしかありませんね!
私はまだ読んでいないので、はまらずに済んでいます。
イザベルさん、
あの高2の美しい人ですね。
ワンピースにはまるのは、とても理解できます。
私もはじめは、イマドキっぽい話だろうな~と嫌煙していたんだけど、案外ワンピースの核心は「義理」「人情」「友情」など、
古風なものが多いです。昔の日本人のような・・・。
私もワンピースにたくさんのことを学んでいます。
イザベルさんも、ぜひどうぞ!
miko