先週、日本列島を台風15号が襲いました。
夏の終わりは毎年台風がやってくる季節。
それは当然のこととして日本人は慣れているのですが、
今年は大型の台風が発生することが多く、日本中に被害をもたらしています。
先週の台風15号は、
特に私が暮らしている浜松を直撃しました。
40年近く生きていて、私も初めて経験するほど強い台風でした。
台風が来ることは天気予報で知らされています。
が、台風はその進路を変えやすく、
また勢力も強かったり弱かったりで、毎回違うパターンを踏むのです。
今回の台風の進路をご覧に入れましょう。
台風が進んだ道が白い線であらわされていますが、
いったん西に行って、ぐるっとまわり、また日本列島のほうに来た様子がよくわかります。
こんなに進路を変えても台風の勢力は衰えないままで、
ものすごい雨と風を引き連れて、まさに浜松に上陸したのです!
娘の通う小学校は朝の時点で休校になりました。
(余談ですが、今どきの小学校は連絡網が携帯メールで回ってきます。
保護者のメールアドレスを学校に登録しておくと、
休校のお知らせなどが一斉にメール送信されてくるのです。便利!)
上の写真はテレビのニュース画面。 ↑ ↑ ↑
台風が近づいてくると、ほんとうに、こんなふうに雨と風が吹き荒れて、目の前がまっしろ。
一歩も外に出られる状態ではありません。
家の中にいても、まるで嵐の海をゆく難破船に乗っているように、
ゴーゴーとものすごい音が響きます。
そして、私はちょっと面白い経験をしました。
台風は渦を巻きながら進みます。
そのため台風が来る前と去った後では風の向きが変わるのです。
確かに、台風が近づくにつれて東からの風が吹き荒れて、
1時間くらいすると、ぴたっと風も雨もやみました。
きっとこれは台風の目の中にいたのでしょう。
それから30分くらいすると今度は強烈な西風が吹き始めたのです。
ここまではっきりと台風の形を体感したのは初めてでした。
さて、台風が過ぎたころ、
いったい外はどうなってるんだろうと思って表に出てみると・・・。
ガーン。。。
庭の木がいくつも倒れてる。
お隣のカーポートも。
後で聞くと、近所の家の庭木も、公園の大木も、たくさん倒れたようでした。
また、浜松でも停電になる地区が多かったみたい。
全国的にも今回の台風で家が浸水したり、亡くなった方もいらっしゃいます。
小さい島国の日本に住んでいる限り、
自然災害と無縁ではいられません。
しかし、この台風の季節が過ぎれば、美しい秋がきます。
台風の後片付けをしながら、
しばし、楽しい実りの秋を待ちましょう・・・・。