2011年8月アーカイブ

へのへのもへじ って知ってる?

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みなさんは「へのへのもへじ」をご存知でしょうか?

日本人なら、きっと誰でも知っています。

「へのへのもへじ」は、

へ の へ の も へ じ 

というひらがなを目や眉毛などの顔パーツに見立てた落書きで、

日本で江戸時代ごろに流行したといわれています。

現代の日本でも、携帯のメールなどで文字を組み合わせて顔に見立てる

顔文字」がよく使われますが、

へのへのもへじはその元祖といえるかもしれません。

 

最初の写真は、私の娘が「てるてる坊主」の顔として書いた「へのへのもへじ」。

一度覚えれば誰でも簡単に書けるのが楽しいのです。

 

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「へのへのもへじ」は、4つのひらがなを組み合わせてできています。 ↑ ↑ ↑

 

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書く人によって出来上がる顔の表情はさまざまですし、

文字の位置をちょっとずらすだけで色んな「もへじさん」ができます。

そうそう、日本人の男性の名前は「こうじ」とか「へいじ」のように、

最後に「じ」がつくことが多い。

だから「へのへのもへじ」さんは、きっと男性だろう・・・。

 

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ちなみに、男性の顔だけでなく、

もっと文字をデフォルメして「うさぎ」や「虫」のような絵も描けます。

みなさんも挑戦してみません?

アルファベットを組み合わせた「顔文字」も見てみたいワン!

 

ところで、このブログのスポンサー、アピス・コーポレーションは、

シャツの襟に入れるカラーキーパーを開発・製造・販売しています。

そのカラーキーパーにこのたび、「へのへのもへじ」柄が登場しました!

とてもカワイイのでぜひご覧ください!!

↓ ↓ ↓

ここにしかないものがあります。DiEGO

(メインページからカラーキーパーへ行くとあります)

 

このブログの最初のページにあるように、

これらのカラーキーパーは、日本のグッドデザイン大賞で

ただいま一次審査を通過中。

カラーキーパーを紹介した一番上の動画も楽しい作品になっていますので、

ぜひ一度ごらんください!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

浴衣が欲しい・・・

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今年もまた、ふるさとの盆踊り大会に行きました。

この盆踊りは、実家から歩いて5分の公園で毎年開催されています。

先日のブログでも紹介しましたが、

浜松の私の家の近くで行われる夏祭りは、

なぜか「盆踊り」をしません。

街のみんなが集まって、飲んだり食べたりゲームしたりするだけ。

私は常々それが物足りないな~と思っているのです。

 

この盆踊りには、多くの大人が浴衣で参加します。

それを見て、私は浴衣が欲しくなりました。

 

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いえ、私も母から譲り受けた紺色の浴衣を持っています。

しかし、自分で浴衣の柄を選び、帯の色をコーディネイトする、

という和のおしゃれを楽しみたくなったのです。

ちなみに、日本で女性が浴衣を買うにはいくつかの選択肢があります。

安く手に入れようと思えば、

いま世界中に店舗を拡大中のユニクロで4000円くらいで買えます。

もっとも一般的なのは、百貨店や大手スーパーで、

15000円ぐらいからセットになったものを買うパターンでしょうか。

私がしたいのは、老舗の着物屋さんで好きな柄の反物を選び、

自分サイズに仕立ててもらう、という買い方。

これだと安くても反物代20000円から+仕立て代10000円ほどかかります。

でもどうでしょう?

私が実際に着物屋さんで見たところ、浴衣の柄は断トツで美しく、上品。

着物なら100万円以上しますから、とても手が出ませんが、

浴衣ならずいぶん手頃です。

しかも、私の母が譲ってくれた浴衣が実は祖母の代からのものであり、

きっと私の娘も使えるように、100年くらい受け継がれるのです。

決して無駄な買い物ではないと思いませんか?!!!

 

yukata 3.JPGさて、宵になって盆踊りが盛り上がってきました。

盆踊りの振りは、やはり浴衣で踊ってはじめて絵になります。

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日本三大盆踊りのひとつ、徳島の阿波踊りの唄のフレーズに、

「おどる阿呆に見る阿呆、おなじ阿呆なら、踊らなそんそん」

というのがある通り、

盆踊りは踊ってみるととても楽しく、ハイテンションになれます。

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しかも、私の実家の住宅地の場合、

私たちが子供の頃に流行した「ドラえもん音頭」や「アラレちゃん音頭」などが、

当時のカセットテープの音源で流されるため、

「・・・いつの時代?」ってツッコミを入れたくなるほどのタイムトリップ感も味わえます。

yukata 6.JPGさらに今回の盆踊り大会では、

自治会の人たちの提案で、下の写真のような手ぬぐいが配られました。

手ぬぐいには「がんばれ 東日本」とプリントされています。

被災地では、震災で亡くなった人を弔う初盆が行われるころ。

この手ぬぐいのように、日本中のみんながどんな時も被災地の事を想っています。

 

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ここにしかないものがあります。DiEGO

 

呉(kure)で海水浴

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海水浴に行きました。

広島市内から車で1時間ほど行ったところにある、

呉(kure)市の「かるが海浜公園」です。

広島の人たちは、この呉のように瀬戸内海で泳ぐこともできますし、

瀬戸内海の島々に渡って、そのビーチで泳ぐこともできます。

また、2時間ほど高速道路にのれば島根県に出て、

日本海で泳ぐこともできます。

 

浜松は太平洋に面していて海岸線が続きますが、

どこも波が高く、遊泳禁止。

浜松の海に比べると瀬戸内海はやさしく、おだやかで、

まさに天然のプールなのです。

 

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呉の海へは電車で行くこともできます。

(一枚目の写真にも、向こうのほうに電車が写っているのがわかりますか?)

車持ちでなくても気軽に来られるから、

「かるが」の海には高校生や中学生のグループが大勢います。

 

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さて、瀬戸内海はたくさんの島々や湾で囲まれています。

「かるが」の海でも、島と島のあいだを行き来する船が見えます。

中国から来た友人は、瀬戸内海をみて、「これ、川じゃないの?」といいました。

たしかに中国の揚子江や黄河に比べれば、

瀬戸内海なんてただの水たまり?

 

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かるが海浜公園には↑このような桟敷があって、

お金を払うと一区画を貸してくれます。

ここでお弁当を食べたり、昼寝をするのが気持ちいい。

 

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街から近いのに、案外、海の水はきれいです。

大きな波は絶対に来ないので、子供も安心して泳ぐことができます。

 

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浜辺には小さな貝や海藻がたくさん打ち上げられていて、

4歳の息子はビーチコーミングばかりしてました。

彼は、本当は海が怖いのです。

kure 7.JPGそれを見かねた監視員のおじさんが、

「ぼく、このきれいな貝殻をおじさんが投げるから、採ってきて!」

と言って、波打ち際にポン。

すると、あんなに怖がっていた息子が、わき目もふらずに海に入ってゆきました。

おじさんが私にニンマリ笑って、同じことを4回繰り返すと、

息子はすっかり海に浸かって遊べるようになりました。

おじさんは「彼は、海が怖いんじゃない。慎重なだけだよ。」

と教えてくれました。

・・・そうか、なるほどね。

 

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息子の本日のビーチコーミング・コレクション。

この中にタツノオトシゴがいるの、わかる?

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ここまでヤル!? 今年の節電

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夏休みです!

実家のある広島に帰ってきました。

広島は風がないな。・・・というのがいつもの最初の感想です。

 

ところで、実家に数カ月ぶりに帰ってくると、

「うわ、ここまでやるんだ今年の節電!」

我が両親の努力に頭の下がる思いがしたので、ここで紹介します。

 

一枚目の写真で、窓の外にかかっているものが何かご存知ですか?

日本人なら誰でも知っているでしょう。

これは「すだれ」。

特に今年の夏は、東日本大震災の影響で節電が叫ばれ、

各家庭で「すだれ」のような節電グッズが取り入れられています。

 

「すだれ」は、日本に昔からある日よけで、

日差しをさえぎりながら風は通し、

使わないときはロールアップできる、というすぐれモノ。

私の実家では昔から夏になると父が「すだれ」をつけてくれていました。

 ところが、今回は「こんなところにまでッ!」 ↓ ↓ ↓

sudare 2.JPG

台所やリビングに明かりとりのための天窓があるのですが、

父は、それらにまで小さなスダレを設置。

母は「海の家みたいで、ステキでしょ~。」と満足しています。

 

さらに、庭に出ると、

南向きの家屋一階部分をほぼ完全に「よしず」で覆った状態になっています。

「よしず」は、「すだれ」のように上から垂らすものではなく、

立てかけて使います。

だから、(これは浜松に暮らしてから気付いたのですが、)

広島のような風の無い地域でしか使えませんね。

浜松でこれを使うと、風で飛ばされて一日も同じ状態をキープできないでしょう。

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「よしず」で覆われていると窮屈そうに見えるかもしれませんが、

実は、影になっている家の中からは外の景色が見え、

明るい外側からは中が見えません。

家の中にカーテンやブラインドをつけて日よけするより、

こうして家屋全体を影にするほうが、だんぜん涼しいのです。

昔の道具というものは、本当によくできています。

 

また、父はスダレ+緑のカーテンという合わせ技も見せてくれました。 ↓ ↓ ↓

緑のカーテンは、今年の節電でおお流行りですが、

私の父は、植物がだんだん育っていく様子がよくわかるから面白い、

と昔から夏になるとツル植物を植えています。

・・・ん?

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近づいてみると、セミの抜け殻。

風流ですねえ。

 

浜松の私の家には、スダレではなく家屋の南側にオーニングを張っています。

毎年、梅雨が終わると夫がつけるのですが、

先日、一枚破れてるから同じものを買いに行ったところ、

「どこの店も売り切れてる!」と言って帰ってきました。

今年はどの家庭でも、なるべく冷房を使わない努力をしているのでしょう。

毎年オーニングやスダレや緑のカーテンをしている私としては、

地球のためにも身体のためにも、断然おすすめ。

今年に限らず、みんなやろうよ!と大きな声で叫びたい。

 

ところで、余談ですが、

父は、私たち親子が帰省するから、

みんなが涼しく過ごせるようにと「ござ」という日本古来のマットも出してくれていました。

4歳の息子はいま戦隊モノのテレビにハマっていて、

「ヤーッ」とか「タァー」と言いながら誰彼かまわずキックしてきます。

それを見かねた父は、家の柱に「ござ」と「座布団」を巻きつけて、

臨時サンドバックを作ってくれました。

これで家族の安全も保たれたのです。

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ここにしかないものがあります。DiEGO

 

 

 

 

 

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