2011年3月アーカイブ

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あの大地震の日から2週間がたちました。

私は直接的な被害を受けていませんが、

日本人として生まれて初めての大災害と危機を目の当たりにしています。

毎日テレビで観る東北の風景は、まるで戦場のようですし、

福島の原発事故では放射能という目に見えない敵と戦っています。

いま、日本は春休みですが、

どこかへ遊びに行くにしても、なんとなく気が滅入る・・・

そんな人も多いのではないでしょうか?

 

計画停電や放射能に汚染された食品問題など、

今回の災害の影響はまだ続きますが、

「津波で亡くなったり、家を失った人の苦しみを思うと、

少しの不自由くらい我慢して頑張らなければ!!」

という思いを強く持つ日本人は多いと思います。

そして、

「こんな贅沢で満ち足りた暮らしが、なんだか申し訳ない。

自分に何かできないか?」と動き始める人もたくさんいます。

 

たとえば、

最初の写真のような援助物資の寄付です。

私の近所では、主婦たちが自分の家にある「まだキレイな服」や、

新品の肌着などを集めました。

電話で呼びかけると、一日でトラック一台分が集まりました。

これはお寺の関係者から、仙台(被災地)のお寺へと贈られます。

(もちろん、各都道府県の役所に行けば義援金や物資の寄付を受け付けています。)

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また、いま日本中どこへ行っても義援金を受け付ける募金箱が置いてあります。

テレビや新聞でも義援金の受付の口座が紹介されています。

私も寄付しましたし、私の周りの人たちも、何らかのかたちで寄付をしているようです。

昨日行ったショッピングモールでは、

ものすごく大きな募金箱にたくさんのお金が入っていました。

しかも小銭だけでなく、5000円札とか10000円札がたくさん。

こんなにお札の入った募金箱は、はじめて見ました。

でも、「何もできないから、せめてこのお金を役立ててほしい!」

という皆さんの思いがすごく理解できます。

 

 募金箱の隣には、寄せ書きのコーナーも。

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私も何かしてあげたい。悲しみを分かち合いたい。励ましたい。

震災から2週間たった今、

日本人は、悲しみを乗り越えて復興の道を探し始めています。

数年、または何十年たった後、

日本人の知恵と勇気は素晴らしいね、と世界中から称賛される日がくるといい。

亡くなった人たちの命が報われるように、

私たちは自然災害や電力供給という難しい課題をクリアしていかなければいけないのです。

 

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ここにしかないものがあります。DiEGO

 

 

東日本巨大地震について

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jishinn 1.JPG海外の読者からたくさんのメッセージをいただいています。

日本は大丈夫なのか?

mikoは本当に元気なのか?

そんな疑問をおもちのようです。

 

mikoは元気です。

浜松は15日の夜にも地震がありましたが、たいした揺れではなく、

普段どおりの生活を続けています。

 

ただ、おとといくらいから少しずつ変化が現れました。

それは「買いだめによる物資の不足」です。

私のお隣さんは、仕事でよく東京に行くのですが、

彼が「東京のスーパーやコンビニには物がありませんよ。

東京の友達から電話があって、今いろんなものを買って送ってやりました。」

といっていました。

次の日、いつものスーパーやドラッグストアに行くと、

いろんな物が売り切れていることに気付きました。

写真は、ドラッグストアのトイレットペーパーや紙オムツの売り場です。 ↓ ↓ ↓

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jishinn 3.JPG 非常食やカップラーメンも完売。 ↓ ↓ ↓

 

jishinn 4.JPG 一人が買う個数制限を告げる紙が貼ってあります。↓ ↓ ↓

jishinn 5.JPG ちなみに、このドラッグストアは前日も行ったのですが、

その時はこんなことありませんでした。

確か、水が売り切れてたと思う。

でも、この日は水はたくさんあった。

みんなも何を買いだめるべきなのか確信が無いのだと思う。

 

物が無くなる理由は、みんなの防災意識が一気に高まったためだと思うけど、

まず東京でその現象が置き、その波がしだいに浜松の方まで下がってきてるみたい。

 

jishinn 6.JPG ほかに変化したことといえば、

夫の会社の状況でしょうか。

彼は製造業に携わっていますが、東北から調達していた部品が揃わないため、

製造ラインが止まってしまったと言っています。

東北地方は壊滅的な打撃を受けたため、今後の見通しも立たず、

他の取引先を探す業務に追われているようです。

 

浜松ではそのほか学校や役場などの業務は以前とかわりませんが、

いずれにしても、みんなの表情は暗いです。

それは日本中の人がそうかな。

 

毎日の悲しいニュースにくわえ、

今は原子力発電所の大変危険な問題も抱えています。

日本人は今のところパニックを起こさず、政府の報道を信じて、

この辛い状況を乗り越えようとしています。

 

最悪の事態を想像してパニックに陥るより、

今、寒さと不安で苦しんでいる人々を救いたい・・・。

そんな強い思いが日本人を支えているのだと思うのです。

 

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地震と津波の恐怖

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いつもこのブログは毎週月曜日に更新していますが、

今日はその予定を変更して、本日発生した日本の地震についてお伝えします。

このブログの海外の読者からも、たくさん心配のメッセージをいただきました。

皆さん本当にありがとう。

まずお伝えしますが、Mikoは元気です。

っていうか、浜松はほとんど影響なく、普段と同じです。

この情報は日本国内でもあやふやで、

今日は広島の親戚から数本の確認の電話がありました。

 

さて、それにしてもこの地震は驚きました。

最初の地震が発生した午後2時45分ごろ、私は子供と外にいました。

子どもが「よーいどん!」をしようと言って何回も私を走らせるものだから、

いつ地震が来たかわかりませんでした。

 

その後、家に帰って何気なくテレビをつけたら、日本中が大変なことになっていたのです。

それからずっとテレビを見ていました。

当然ですが日本ではすべてのテレビ局が地震の情報を流していました。

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中でも恐ろしかったのが、津波のライブ映像です。

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ヘリコプターから撮影している仙台の海岸に、どんどん海水が上がって来ます。

まるで生きているような海水は、スピードを弱めることなく港を通り抜け、

人の住む町を飲み込んでいきます。

見ていると、道路で行き場をなくしたクルマがうろうろしているあいだに、

波に流されていくのです。

家の屋根に上っている人も見えますが、

そんな低い場所では、そのうち溺れてしまうんじゃないのか?

ヘリコプターからの映像を見ている私にはわかっても、

その人には全体の規模がわかっていないのかもしれません。

あっという間に水に埋もれた町を見ていると、

地震や津波の恐さとともに、やるせなさを感じました。

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今日、北国では雪が降っていました。

浜松でもとても寒い風が吹いていました。

そして、今夜、被災地では停電です。

 

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私は地震が発生してから3時間くらいテレビにかじりついていましたが、

子どもたちは、おやつも食べて、二人で楽しそうに遊んでいます。

私はテレビをつけたまま夕飯の支度を始めました。

庭に出て、畑からネギをつんだとき見上げた夕空は明るく澄みわたり、

とても冷たい風が吹いていました。

この空はつながっていて、

数百キロ離れた町で大地震が起きているなんて信じられないくらい。

私と同じような女性や、私の子供と同じような子供たちが、

いま、恐ろしい思いをしているとおもうと、いたたまれなくなりました。

 

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小学校の入学準備

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今日は、小学校の入学準備の話をしましょう。

前も書きましたが、日本では4月に新しい学年がスタートします。

私の家の場合、6歳の女の子が4月に小学1年生になり、

3歳の男の子が幼稚園の年少組みに入ります。

 

特に、小学校の入学準備は色々と揃えるものが多くて大変。

私も頭パニックりながら、着々と準備を進めているところです。

 

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一枚目と二枚目の写真は、小学校で使う物の一部です。

先日、小学校で説明会があり、その場で購入することができました。

体操服や上靴、帽子、クレヨン、粘土、ノート、カバン、鉛筆などなど・・・。

これらの学用品で3万円くらいかかります。

(写っている物がすべてではありません。)

 

学校で買った学用品は必ず使う物なので揃える必要がありますが、

他にもそれぞれの家庭で買うものがあります。

なかでも、多くの親が買いそうなのが、子ども部屋に置く勉強机。

 

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こんな感じでしょうか。         ↑ ↑ ↑

 

最近では、子ども部屋の学習机で勉強させるのではなく、

キッチンや居間の机で、お母さんが夕食の準備をしているあいだなんかに

勉強させる家庭も多いようです。

そうすれば親が子どもの学力を把握できるし、

子どももわからないところをすぐに質問できるからいいのです。

 

私もそうするつもりですが、

それにしてもたくさんある教科書や学用品をしまっておく場所がいります。

だからこの際、子ども部屋に学習机を用意することにしました。

 

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ただし、我が家の場合は手作り。

夫がインターネットで材木屋から板を買い、ただいま製作中です。

年季が入ってもイイ感じになるように、シンプルなデザインで。

ついでに、お揃いになるように弟の分も作ることにしました。

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作るといえば、私も色々作らないといけません。

例えば、幼稚園に入る息子のための「上靴入れ」。

ほかにも、「体操服入れ」や「お弁当袋」などが要ります。

もちろん、これらは既製品を買ってもいいのですが、

幼稚園によって、紐はこんなのがいいとか、デザインはこんなのがいいとか、

いろいろ細かい指定があるものだから、結局作ることになるのです。

日本全国がだいたい似たようなもので、

この時季は生地屋さんや手芸店に様々な子供用の生地が売り出されています。

 

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話は小学校に戻りますが、

小学校に入学するにあたって絶対に必要なものがランドセル。 ↓ ↓ ↓

この中に教科書やノートを入れて通学します。

ランドセルは日本独特のカバンではないでしょうか?

私が子供の頃は女の子が赤、男の子が黒、というのが定番でしたが、

今は様々な色があります。

私の娘は水色を選びました。

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これ、ハウマッチ。

3万円くらいします。

高いよね。

だから、日本ではランドセルをおじいちゃんやおばあちゃんがプレゼントする、

もしくはお金だけ貰って子どもが好きなものを選ぶ、という家庭が多いです。

あ、言い忘れていましたが、今日紹介した小学校の準備は、

我が家のように公立の小学校にいく場合のはなし。

私立の小学校にいく場合は、また違うのかもしれません。

日本ではたぶん、80%以上の子どもが公立の小学校に行くのじゃないかな?

 

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