2011年2月アーカイブ

地震について考えたこと

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先日、ニュージーランドで大きな地震がありました。

たくさんの方が亡くなったり、ケガをしたり、

瓦礫の中に埋もれたまま助けをもとめていたり。。

本当に痛ましいことです。

 

地震といえば、日本人なら誰でも他人事ではありません。

特に浜松に暮らしていると、

今すぐに発生してもおかしくないと予想されている東海地震が怖いです。

 

話しは遡りますが、

日本では1995年に大規模な阪神・淡路大震災がおこりました。

私の親戚は神戸に住んでいて、全員無事でしたが、

当時、いかに大変だったかを話してくれます。

電気も水もなく、家の中はめちゃくちゃ。

食べる物を買いにいく場所も無く、

近所は混乱状態。

私の親戚の家族はみんな成人していましたから、

まあ、なんとかしのげたようですが、

幼い子どもや介護が必要な老人がいたり、

病気の人がいたりすると、本当に大変だったろうと思います。

ましてや大切な誰かが亡くなりでもしたら・・・。

ライフラインや街は復旧しても、心の痛みは一生癒えないでしょう。

 

その阪神・淡路大震災では、6400人が命を落としました。

その80%が建物の倒壊などによる圧死でした。

また、地震の後に起こった火災でも、

建物の下敷きになって逃げられなかったり、

倒壊した建物に道をふさがれて消火活動ができなかったりして

命を落とした人が大勢いたのです。

 

その教訓をいかし、東海地震を心配する浜松では、

近年、建物の耐震工事が着々と進められています。

新しく建てる家やビルは、厳しい耐震基準をクリアしなければいけませんし、

古い家も強い地震で壊れないようにリフォームしなければいけません。

そのための補助金も出されています。

 

私の家は7年前に建てた新しい家なので、

強い地震でも倒壊しないような構造になっています。

 

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寝室には、壁に鏡や額縁の絵を掛けたり、タンスを置いたりしません。

なぜなら、夜、寝ているあいだに急激な揺れが来て、

タンスやテレビが頭に落ちてきて死ぬ、ということがあるからです。

また、天井に吊るすライトも、なるべく小さな物にしています。

 

jisin 4.JPG そして、ライフラインが切れた後も、3日くらいは家族全員が食べていけるように、

常に水20リットルと非常食を用意しています。

(これは、浜松だけでなく日本中の人がそうしてるだろうけど。)

 

ただし、ここで大きな問題になるのが、

家族みんなが家にいるときに地震がおきるのなら、まだいいのだけど、

家族がそれぞれバラバラに外出している時に地震がおきたら、たいへん。

例えば、娘は幼稚園に通っていますが、

幼稚園(耐震補強済み)にいるときに大地震が発生したら、

まず、幼稚園で保護され、余震が収まったら子どもを迎えにいきます。

そのとき、下の写真のカードを持って行かないといけません。

このカードは「この子の保護者です」という内容の身分証明カード。

地震でパニック状態のときに、幼稚園の先生が別の人にわが子を渡してしまった、

という間違いや犯罪を防ぐためです。

 

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さらに、東海地震では大きな津波がくることも予想されています。

私が結婚して浜松に行くといったとき、

多くの友人が「東海地震、気をつけてね!」と冗談を言って送り出してくれました。

かといって、阪神・淡路大震災のように、

地震は日本各地のどこで起きてもおかしくないのです。

日本で暮らすということは、地震という自然災害と常に向き合うこと。

私たち小さな人間は、自然の恐さを忘れてはならないのです。

 

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幼稚園の作品展

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土曜日に、娘が通う幼稚園の作品展がありました。

毎年この時季に、今学年の集大成として全員の作品を展示し、親たちに見てもらうのです。

そう、日本では3月に学年が終了し、春休みの後、4月に新しい学年がスタートします。

我が家の場合、上の子は6歳で幼稚園を卒業し4月に小学校へ入学。

下の子は、同じく4月に3歳で幼稚園へ入園します。

 

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作品展の会場は幼稚園の体育館。

ここは全校生徒300人もいますから、それぞれの子の絵や造形物を合わせると

1000点近くにのぼります。

前日にこれらを展示する先生方も大変です。

 

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これは年長さんが作ったマリオネット。

それぞれのマリオネットは自分自身を表現しています。

娘はこれを作るのに2週間くらいかかった、と言ってました。

幼稚園にもよりますが、この幼稚園は毎年完成度の高いものを作らせます。

そのために、このマリオネットの場合、

顔や胴体のパーツは球体の発泡スチロールを利用しています。

上手じゃなくてもいいから、一からすべて自分で作るのと、

どっちがいいかは意見の分かれるところ。

 

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こちらは、幼稚園で先生に読んでもらった本の中で好きな一場面を描いた娘の作品。

これも絵本をお手本にするから、ある程度完成度の高い作品になるわけ。

とはいえ、紫が好きなわが子らしい作品だな、と感心し、

私はこれを額に入れて飾ってやるつもりです。

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これはクラスの全員で仕上げた大作です。

これも絵本を基にした作品ですが、とても細かく描かれていて見応えがありました。

 

さて、どの国でもきっと幼稚園児は工作をすると思いますが、

工作が好きな子と苦手な子がいることでしょう。

私も夫も何かを作ることが好きなせいか、長女は工作が大好きです。

家に帰っても、友達と遊ぶか、一人で何かを作っています。

今ハマッテいるのが、この↓ クロバーから出ているポンポンメーカー

 

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この小さな機械と毛糸で、ポンポン(丸い毛糸の玉)が作れます。

おかげで、我が家はいまポンポンだらけ。

ちょっと油断すると、私のカバンやカギや夫のベルトにポンポンが付いています。

 

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あ、こんなところには雪だるまが!!

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親子でボーリング

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最近、Mikoの家族は夜遊びばかりしています。

金曜日か土曜日の夜、みんなでボーリングをしにいくのです。

 

なぜ、ボーリング?と思うかもしれませんね。

日本では1970年代にボーリングが大流行しました。

それは私が生まれた頃で、私が幼い時にはあちこちにボーリング場があり、

テレビでは毎週、プロのボーリング大会の様子が放送されていた記憶があります。

でも、しだいに流行は廃れ、

いま若い人たちのあいだでボーリングはそんなにメジャーな娯楽ではありません。

ボーリング場も少なくなりました。

 

なのに、なぜ、いまMiko一家がボーリング?

 

ある休日のこと、気付くと夜7時に晩御飯を食べ終えていました。

それで夫が「ボーリングにでも行く?」と提案したのです。

意外にも子どもたちがすっかり気に入って、

夫も私も、「・・・もう、いい。」と思っているのですが、

毎週のようにボーリング場へと向わされているのです。

 

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私たちが行くのは「浜松 グランドボール」。

超レトロです。

おそらく、日本でボーリングが流行した当時に建てられたものだと思われます。

建物の扉をくぐったとたん、空気が70年代になります。

もちろんリフォームされ、新しい設備も導入されているのでしょうが、

そこらじゅうから70年代の曇った空気(私の勝手なイメージ)が漂ってくるのです。

 

しかし、ここは50ものウッドレーンを備えた県下最大級のボーリング場。

ここを拠点とするプロもいて、彼らにレッスンを受けることもできます。

あちこちのレーンから、ストライクの時のカーン!という音が響いてくるのも壮観です。

 

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ちなみに、私は大学生の頃、一度だけ友人たちとボーリングに行ったことがありました。

その時はしゃべってばかりで、ほとんど球を投げた記憶がありません。

それで今回がほぼ初めてという状態だったにもかかわらず、

毎回、ストライクを連発しています。

いっときますが、私はかなりのスポーツ音痴です。

なのにボーリングだけできるということは、

ものすごい才能がここに集中しているのかもしれません。

 

このボーリング場にはガター(レーンの横の溝に落ちない)にならないように、

溝に"つい立"を付けた子供向けレーンもあるので、

ボールを転がすことさえできれば子供でもピンを倒せます。

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ただ3歳の息子はボーリングの球が返ってくるシステムのほうが面白いようで、

毎回、このマシンの前でボール磨きばかりしています。

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ボールといえば、

ボーリングの球はいろんな色や模様があってきれいですね。

自分にあった重さを選び、自分の手にちょうどいい位置で穴をあけた個人所有のボールを

日本では「マイボール」と呼びますが、

確かにちょっとほしくなりますね。

 

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ああ、それにしてもレトロな館内。

大学時代に一度だけいったボーリング場は 大きなゲームセンターと併設されてて、

もっと明るい、若者っぽい雰囲気だったんだけどね。

ただし、これだけは言える。

私はこっちの方が好き。

たまらなく70年代で、ボーリング一筋な感じは一夜にして出来ないでしょう。

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充電式の電池

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私の息子は車のオモチャが大好きで、常に片手にミニカーを持っています。

そして、お誕生日やクリスマスには必ずクルマ関係のオモチャを買ってもらうのです。

 

日本のクルマのオモチャといえばタカラトミーのトミカが有名ですが、

そのトミカのクルマを走らせるサーキットがあります。

電池を入れると、サーキットの二箇所のローラーでミニカーを押し出して、

すごいスピードでクルマが走り続けます。

また、同じくローラーでクルマが坂道を登ることもできます。

こういう騒がしいオモチャは、いかがなものか・・・とも思いますが、

それよりも、あっというまに電池がなくなるのがモッタイナイ。

それで、最近注目を浴びている「充電式の電池」を買うことにしました。

 

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日本ではPanasnonicとSANYOが充電式電池を製造しています。

2年位前から電気屋さんで普通に売られています。

海外ではどうなのでしょう?

こんなの、当たり前?

 

右の充電器に充電式電池をセットしてコンセントにつなぐと、3時間くらいで充電完了。

だから電池を繰り返し使えます。

ただし普通の電池ではなく、専用の電池を新たに購入しなければいけません。

掛時計や懐中電灯に入れるくらいなら、普通の電池でもいいでしょうね。

 

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このような ↑ アダプターも売っているので、色々な場面で使えます。

 

我が家の場合、オモチャ用の電池としてとても重宝しています。

子どもたちには

「電池は使い捨てるものではない。」という認識で育って欲しいものです。

 

なぜなら、現在、日本国内で1年間に販売される乾電池は約19億本。

使い終わった電池は、どこでどうなっているのでしょう?

充電式の電池なら、1500回繰り返し使えるといわれています。

また、自然放電が少ないので、充電して1年後でもすぐに使えます。

 

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電気屋さんには様々なパッケージの充電式電池が売られています。

くり返し使うからカワイイのがいいという人は、これ。 ↓

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ところで、Panasonicが製造している充電式電池はEVOLTAといいます。

EVOLTAの宣伝のためにつくられたロボットは、なかなかカワイイです。

EVOLTA12本を動力にして動く身長17センチのロボットで、

世界的に有名なロボットクリエーターの高橋智隆(たかはし ともたか)氏がつくりました。

この小さなロボットが東京から大阪までの東海道五十三次を旅するチャレンジは、

ちょっと話題になりました。詳しくはホームページをどうぞ。

(東海道については以前のブログで紹介しましたね。)

 

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EVOLTAを買ったときに付いていたオマケのおもちゃ。

例のロボットが充電式電池のマスコット・キャラクターになっているわけ。

このオモチャも後ろに引くと前に進みます。

で、彼は今これに夢中。

けっきょく、動くものに目がないのね。

 

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