浜松でも寒い毎日が続いています。
今、最高気温が12℃、最低気温が2℃くらい。
朝起きてストーブをつける前や、夜中に2歳の子供が泣き出して抱っこする時、
さぶっ!! と思うのです。
そんな時にとても便利な着物が、半纏(はんてん)です。
半纏は日本独特の着物で、江戸時代に庶民に広まりました。
腰丈くらいの上着で、着物の上から羽織ります。
中に綿(わた)が入っているので、とても暖かいのです。
(ちなみに、江戸時代に大工や職人や火消しが羽織っていた、
中に綿の入っていない半纏もあります。)
最近では、このような↑チェック柄の半纏もあります。
家事をするときに便利なように、袖がゴムになっていたり、ポケットがあったり、
前がヒモでなくボタンだったりします。
実は、私が今着ているタイプも、これ。
中に綿が入っていて暖かく、汚れたら家で洗濯することもできます。
日本人の感覚としては、たぶん、半纏を着てお遣いには行けないけど、
近所にゴミを捨てに行くくらいならOK、かな。
子供用の半纏もあります。
娘が着ているのは、老舗の着物屋さんで買った半纏で、我が家の誰よりも高級品。
昔話に出てくる童子みたいで「かわいい!」と思って買いました。
この子はこれを着て、もう3年目。そろそろ小さいねぇ。
息子も半纏。でも、彼は暑がりだから日中はぜったいに着ません。
この写真を撮るために、無理やり着てもらいました。
でも、お風呂上りとか、風邪を引いた時には、やわらかい温もりがいいのか、
彼なりにこの半纏を愛用しています。
最近、日本ではエコブームで、暖房をガンガンにつけるのではなく、
半纏を着るのが流行りつつあります。
そんなことから、私が着ているような洋服っぽい半纏や、わざとらしいくらい和柄の半纏など、
色んなタイプのものが販売されています。
値段は大人用で5000円から8000円くらい。子供用なら3000円くらいかな。
寒がりやさんのあなた! 次の冬はMikoといっしょに半纏仲間になりませんか?
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