お正月にむけて、家族で車で帰省しました。
日本の高速道路は料金が高かったのですが、
今年から土日や祝日は高速料金が1000円になり、注目を集めています。
私の車にはETCが付いていて、高速道路に乗った日が祝日だったので、
1000円かも!? と期待したのですが、結局2500円でした。なんで?
これまで高速道路で帰ると12000円かかっていたので、
2500円でも、まあ、いいか・・。
高速道路に乗って浜松を過ぎると、まず、浜名湖の美しい景色が広がります。
続いて、名古屋市や四日市市の日本を代表する工業地帯。
名古屋はTOYOTAのお膝元、四日市は古くからの化学工業地帯で、
港には大きなタンカーや工場の煙突がたくさん見えます。
ここ数年、日本のサービスエリアは、かなりおもしろい。
その土地の地域色を出して、旅行者が立ち寄りたくなる工夫を凝らしています。
中でも日本で一番おもしろいと有名なのが、愛知県にある「刈谷ハイウェイオアシス」↓。
観覧車がありますが、遊園地ではありません。
広いサービスエリアの敷地内に、観覧車や温泉や巨大な土産物ショップが並び、
ちょっとしたテーマパークのようになっているのです。
ここが土産物ショップ。↑ 刈谷という場所にありますが、刈谷の名物だけでなく、
名古屋や伊勢や浜松など、近隣の名産品がそろっています。
← これが有名な豪華トイレ!
日本のサービスエリアで
一番ゴージャスなんじゃないかな?
だって、トイレの床がカーぺット。
ブランド物のソファー。
とにかく広々していて、
洗面台やパウダールームも
高級ホテル並み。
長旅で疲れていても、
女性はほっと癒されます。
ちなみに、男性トイレは
近未来的なデザインです。
←
天然温泉に入れる施設もあります。
こちらは野外にある天然温泉の
「足湯」。
100円で利用できます。
「足湯」は日本各地にありますが、
高速道路のサービスエリアにあるのは
珍しく、人気があります。
私たちは長旅なので、ゆっくり足湯にもつかっていられず、
カフェテリアで無料の(!)お茶を飲んで車に乗りました。
愛知県を過ぎると、三重県に入ります。
すると、遊園地の長島スパーランドが見えてきます。
ここにあるのは、97メートルから落下角度68度で急降下し、
最高速度153キロで疾走するジェットコースター!
私は絶対乗りたくありません。
次に休憩したのは滋賀県の大津というところ。
琵琶湖という日本最大の湖があり、その岸辺にサービスエリアがあります。
お昼ごはんを食べようとレストランに入ると、入口に↑こんな置物がありました。
この辺りは信楽焼という焼き物の里としても有名です。
信楽焼の代表作は、このタヌキのオブジェ。日本人は誰でも知っています。
手にお酒の入った徳利と、
もう片方の手に通帳を持っています。
縁起がいい置物とされており、
普通、日本料理店の入口に
置かれることが多いです。
・・・ほしい?
大津サービスエリアでは、ソフトクリームも食べました。
日本のサービスエリアには、
なぜか昔から地元の特産品を取り入れたソフトクリームが多い。
桃とか、マスカットとか、ミルクとか。
ここでは地元でとれるアドベリー味のソフトクリームがありました。
これは、本当に美味しかった!!
広島までは、まだまだだけど、
この後は子供が二人とも寝てしまって、ほとんど休憩しませんでした。
浜松から広島まで550キロ。
日本ではかなりの大移動と思われますが、たとえばフランスとかアメリカとか、
国土の広い国の人にしてみれば、どうってことないよね。
さて次回は、広島でのお正月の風景を紹介します。
みなさんよいお年を!!