前回のつづき。
新幹線に乗って知人の結婚式に参加しました。
結婚式は身内の顔合わせのようなもので、
久しぶりに集まった者同士で、ただ遊んでいました。
「いい温泉があるから。」と連れて行かれた温泉は、
鳥取県(日本列島、本州の西の方)の三瓶温泉。
本当に素晴らしかったのでご紹介します。
↑ 温泉施設さんべ荘の外観。後ろの山並みから温泉が湧いています。
車で田舎道をずいぶん走ったところに、三瓶温泉がありました。
このあたりにはあちこちに温泉が湧いていますが、
ここはお湯の質だけでなく、
露天風呂の施設が楽しいということで友人もお気に入りでした。
←まわりは本当に、カントリー。
言っとくけど、温泉しか無いよ。
それで一日終わっちゃうけど、
いい?
と念を押されました。
もちろん、オッケーよ!!
三瓶温泉のさんべ荘には、駐車場に足湯がありました。
足湯とは、最近、日本で流行っている温泉スタイルで、
温泉に足だけつかることができるようになっています。
服を脱がずに温泉を体験できて、お手軽なのです。
←
このお湯の色!!!
なんだか効きそう。
足湯は無料で、
誰でも入れます。
さっそく足を入れてみました。 →
長いドライブだったから、気持ちいい~!
しばらくこうしているだけで、
じんわりと体が温まってきます。
さて、期待も高まったところで、
入浴料(大人一人500円)を払って、お風呂場に行きます。
ちょうど誰もいなかったので、お風呂の様子を撮影させてもらいました。
これが室内のお風呂場。
写真の左の方で体を洗って、お風呂に入ります。
一応説明しておくと、日本の温泉は裸で入ります。
水着などは着てはいけませんし、タオルを湯船に入れてもいけません。
奥のドアから野外のお風呂に行けます。
←ドアをぬけると、こんなふうになってます。
奥に見えるお風呂は、鉄の釜でできていて、
温泉の温度が保たれ、
じんわりと体を温めてくれます。
わたしは、この鉄の釜風呂が一番良かった!
いつまでも入っていたい感じでした。
(最初の写真は、この釜風呂のアップです。)
さんべ温泉は、日本でも有数の湧出量で、
一分間に3,600リットルものお湯を出しています。
泉質は、アルカリ食塩性炭酸泉。すべて源泉かけ流し。
湧き出るお湯を風呂釜に出しっぱなしにしているため、
温泉成分が常にフレッシュで、複数の人が入浴しても、清潔なのです。
奥に、まだお風呂があるようです。
ちょっとした日本庭園を抜けて行きます。
・・・が、ここも裸だからね。
湯船につかってるときはいいけど、
こういうとこウロウロするのは、
さすがに恥ずかしいよね。
(もちろん、男女別です!)
全裸で外に出るという超ワイルドな行動に、
子供は大喜びしていました。
ドッカーンと現れた「酒だる露天風呂」。
2段式になっていて、
パイプからお湯が
どんどん下へ流れていきます。
その豪快な感じが気持ちいい!
ちなみに、この酒だるは老舗の造り酒屋から譲り受けたものだそうです。
山から湧き出た温泉を、加熱せず、そのままの状態で出しているので、
少し低温ですが、それがまたナチュラルで、
大自然の恵みに浸かっているという気がします。
温泉って、「気の持ちよう」が肝心ですよね~。
青空を見ながら、
のんびりとお湯に浸かる。
日本人の大好きなひとときです。
きっと温泉って、
世界中にあるんだろうな~。
みんな、こうして
楽しんでいるのだろうか・・・。