先日、このブログで漢字にまつわる話をしたら、
知人からこんな物が送られてきました。
samurai capだそうです。
サムライは、もう国際的な単語になっているみたい。
昔、貴族に仕えていた武士のことですが、
『七人の侍』や『ラストサムライ』などの映画の影響で、
海外でも、その風情や生き方が注目を浴びるようになりました。
ところで、なぜ、このニット帽が「サムライキャップ」かというと、
織り込まれた漢字が、侍が使っていた「侍言葉」だから。
日本では一年ほど前から、携帯メールで「侍言葉」を使うのが流行しています。
例えば、「びっくりー!」 → 「これはしたり」
「とってもうれしいです」 → 「恐悦至極」 といったぐあい。
私のニット帽に書かれている「拙者」は、「わたし」という意味。
ちょっと重い感じがクールな印象で、確かに使ってみたくなります。
侍言葉が流行った背景には、
武士の世界を描いたゲームや漫画がヒットして、
文中の侍言葉に親しみをもつ若者が増えたということ。
また、『使ってみたい武士の日本語』(野火迅・著)
という本も、多くの若い女性に読まれました。
早速、愛用しています。
日本人同士では、
拙者の意味がすぐにわかるので、
文字を後ろにまわして。
海外だと、わからないからいいね。
このニット帽には、他に、「黙」と「愛」という漢字があるそうです。
「黙」は、「黙れ!」という意味もあるけど、ニット帽でかぶってると
「だんまり」みたいな感じ?謎めいてていいかも。
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