日本の年末、みんながすることって言ったら、
大掃除と年賀状の準備でしょう。
今日は、年賀状について書いてみようかな。
年賀状はもともと、
年始の挨拶に行けない遠方に住む人に出した挨拶状でした。
昔は、お正月にはおめかしして、
近所の人やお世話になったお宅を訪問したのですが、
近年では多くの人が年賀状だけで済ませるようになり、
最近ではインターネットのメールや携帯メールで
「あけおめ」なんてことも、ありえる。
我が家では毎年80枚くらいの年賀状を出します。
プライベートだけでなく、
会社がお客さんに向けて出すこともあります。
いずれにしても、
クリスマスまでに年賀状を郵便局に出すと
1月1日に届きます。
だから年末は、みんな年賀状の準備に忙しいのです。
最初の写真は、
日本の郵便局が出している「年賀はがき」。
一枚50円~60円で、
絵が印刷されているものもありますし、
自分で家族の写真を印刷する人のために
インクジェット紙になったものもあります。
来年2012年は辰年なので、
ハガキにも辰が描かれています。
辰とは、竜?龍?ドラゴン?
どれもいっしょかな?
伝説の生き物ですね。
日本では縁起のいいモチーフです。
日本では十二支といって、
全部で12の動物が順番に、
その年のモチーフとされています。
来年は辰年だから、
年賀状のモチーフにもきっと様々な辰が使われるでしょう。
例えばこんな感じ?
我が家の年賀状を作っているところです。
さて、年賀状は新しい年が来たことに喜びを表す手紙。
だから前の年に家族の誰かが亡くなった場合、
喪に服して年賀状は出しません。
そのため、みんなが年賀状を作り始める前、
例えば11月ごろに、
「今年、家族が亡くなったので新年の挨拶をひかえます。」
といった内容のハガキを出す習慣があります。 ↓ ↓ ↓
郵便局が出している年賀はがきには、
「くじ」も付いています。
ハガキの下に印刷されている番号が、それ。↓↓↓
「くじ」もついて切手代の50円ぽっきりなんだからお得です。
ところで最近は、
年賀状をデコレーションする子どもも多く、
私の子も年賀状にシールをはると言っています。
私が子供のころは、
年賀状用に版画を掘ったり、
筆と墨であいさつ文を書いたりする人も多かったけど、
近ごろは年賀状も「デコる」方向なのね。