昨日、磐田市にある「香りの博物館」へ行ってきました。
先日このブログで紹介した磐田市の「新造形創造館」のすぐ近くにあって、
前から行ってみたいと思っていたのです。
最初の写真は博物館の中から庭を写したもの。
この庭園も、香りをテーマにバラや藤やハーブなど、
香る草花がたくさん植えられています。
夏休みを前にして、
チーズなどの発酵食品の香りについて研究できる企画展が来週から始まりますが、
私が行った時は常設展示しかありませんでした。
それでも香りについて改めていろんなことを学びました。
2階建ての小さな博物館で、2階がコレクションの展示室。
ここでは色んな香りをかぐことができます。
面白かったのは、この小さな部屋。 ↓ ↓ ↓
「メロン」や「アイスクリーム」や「古代エジプト」と書いてあるドアを開けると、
その香りが部屋いっぱいに漂っていて、
モニター画面で香りにまつわる色んな話を聴くことができます。
「メロンの部屋」で知ったこと・・・
メロンは体から塩分を外に出す働きがある。
だから、南フランスの「生ハムとメロンのサラダ」は、
生ハムの強い塩分をメロンが吸収する
美味しくて体にもやさしい料理なのです。
郷土料理ってのはホントにすごい。昔の人の知恵には脱帽です!
シリアから出土した2世紀の香油瓶。 とてもきれい。 ↓
薔薇の精油を水で薄め、部屋にまくときに使った瓶。(ペルシア) ↓
1階にはカフェやミュージアムショップがあります。
自分で調香して、世界に一つだけの香水を作ることのできる部屋もあって、
この日も数人がオリジナル香水を作っていました。
少し余談ですが、
日本人で香水を毎日つける習慣のある人は少ないと思います。
「香り」は、平安時代に貴族のあいだで嗜まれた歴史がありますが、
近代日本において、「香り」を生活にとりれる習慣は無くなってしまいました。
ごく最近は、部屋の「殺菌、消臭プラス香り」を売りにする芳香スプレーや、
服の香りが続く洗濯洗剤などが人気を集めていますが、
香水を自分につける人は多くないのです。
日本人は、清潔で無臭であることがいいのかもしれません。
でも、「香りの博物館」に行って、思いました。
長い人類の歴史のなかで、香りは大切な感覚の一つ。
日本人も、そろそろもっと奥深い「香りの世界」に足を踏み入れてもいいのでは?
みこさん
みこさんが住んでいる近くには、いろんな博物館があるんですね。
香水で、思い出したのは、10年前に人気があったKENZOの KENZOBYFLOWERという香水です。
(参考ページ:http://www.sephora.cn/productDetailAction/2098.html)
これは、KENZOの創業者高田贤三風の香りです。
その時、私はその香りが大好きで一瓶買いました。
今までに、私が買ったことのある唯一の香水です。
今後も、私は香水を買うことがないんじゃないかと思います。
中国では、香水をつけるのが好きな方と、嫌いな方がはっきり分けられると思います。
日本では、どうですか?
恩恵
恩恵さん
こんにちは。
日本人も香水をあまり好みません。
これは私の考えですが、
きっと中国人も日本人も、
体臭が少ないから、
香水の香りが強く出すぎるのではないでしょうか?
「香りの博物館」に行った時、
中国の楊貴妃が香水を上手に使ったことが記されていました。
そこで私は始めて知ったのですが、
楊貴妃はイラン系の民族で、
体臭が強かった。
そこで、体から臭いを発する漢方薬を飲んでいた。
すると汗といっしょにその臭いが体から出た。
中国の人が同じ薬を飲んでも、
そんなに香らなかったため、
楊貴妃は魅力的に感じられたのだろう。
・・・ということが記されていたのですが、
本当ですか?
みこさん
それは知りませんが、楊貴妃が入浴が大好きなので、唐玄宗皇帝が西安市の華清池に、豪華な湯殿を建てたことは、知っています。
華清池は、今、有名な観光地として、人気を集めています。
楊貴妃が入浴する時、湯殿にいろんな香料を入れるのは当然ですね。
今週のBLOGが載っていないので、みこさんのことが気になります。
金
恩恵さま、はじめまして。
私はブログを管理している会社の者で、「もと」と申します。
みこさんから連絡があり、使用しているパソコンが故障してしまったため、
1~2週間ほどブログを書けないと報告を受けました。
ご本人はお元気です(^^)
いつもブログを訪問くださりありがとうございます。
恩恵さん、もとさん、
ご心配ありがとうございます!!
突然壊れて、私を失望させたパソコンにサヨナラを言い、
ようやく新しいパソコンが立ち上がりました。
来週にはブログ記事を更新できると思います。
これからもよろしくお願いします!
miko