5月は新茶のシーズンです。
浜松市内にも茶畑がたくさんあり、あちこちで茶摘をしています。
日本人なら誰だって飲む緑茶ですが、
それがどんなふうに生産されているか知らない人も多いでしょう。
私は広島市出身で、広島には茶畑なんて無かったから、
浜松に暮らすようになって改めて、
「ヘ~、お茶の葉ってこんなのなんだ~。」と関心を持つようになりました。
ものすごく極端な言い方をすれば、
緑茶は茶の木の葉を成分をお湯に溶かして飲むということ。
ならば、葉っぱそのものの味や状態が深く関係しているでしょう。
近所の人が、近くに無農薬で栽培している茶畑があると言うのを聞いて、
はっとしました。
・・・ということは、それ以外は農薬をかけているんだ。
もちろん、人体に無害な程度でしょうが、
毎日飲むものだとしたら、無農薬のほうがいいような気がする。
そこで、さっそく、その茶畑を訪ねてみました。
茶畑の隣の小さな工場では、摘み取られたばかりの葉が、
蒸されたり、もまれたりしています。
ほとんどの工程が機械化されています。
工場の中は、お茶が蒸されるとても良い香りがしていました。
そこへまた別のお客さんがやってきて、茶園のおじさんに、
「生茶(なまちゃ)を分けてもらえませんか?」と聞いています。
茶園でも生茶という言い方はしないので、どの状態の葉かわからないみたい。
「これは焙煎する前の茶葉で、これなら、まあ、生なのかもしれない。
でも、保存が利かないから2、3日で飲まないといけないよ。」
と、おじさんが加工する途中の段階の茶葉を見せてくれました。
焙煎する前の茶葉はやわらかいので、そのまま食べることもできるそうです。
そうすればカテキンという栄養素を丸ごと摂取できるわけ。
「・・・近ごろはテレビやなんかでお茶のこと色々やってるけど、
俺は普通に毎日飲んでればいいと思うんだけどねえ。」
と、後で私に話してくれたおじさん。
私もそう思う。
ところで、この茶畑では小学生に茶摘体験をさせてくれます。
学校から授業の一環として小学生がやってくるのです。
静岡県内には、こういう活動をしている茶畑はたくさんあります。
私が買って帰ったのは2種類のお茶。
ピンク色のパッケージの方は、今年の初摘みで、
生産される量が小量なので値段も高いですが、とても美味しいです。
100g入りで1500円。
緑色のパッケージは、普段に飲むお茶用。
これは2回目に出た新芽を摘んだものですが、
それでも充分に美味しくフレッシュです。
300グラム入りで1900円。
お茶の状態や生産方法を考えると、とても安いと思います。
もしかすると、川根(かわね)とか掛川(かけがわ)という産地のブランドではないので、
そこまで高値が付けられないのかな。
でも、じゅうぶん美味しい物はブランド以外にも絶対ある!
私がフランス旅行をした時、
知らないだけで、きっと安くて美味しいワインがあるんだろうな~、とか、
地元の人が通う美味しいレストランがあるんだろうな~
と思うように、海外の人がリーズナブルな緑茶に出会うのは難しいかもしれませんね。
普段用に買ったお茶を入れてみました。
低温で抽出するのがポイント。
本当においしい! 香りゆたかで、自然な甘味があって、ふくよかで、
なぜか軽い「とろみ」を感じます。
茶の木が耐えた冬の寒さと、1年間ぶんの大地の恵みに、乾杯!
みこさん、
今日はみこ、
フランスでは、春が夏で、とても暑い。
30郡県は日照りの警告しますがあります。我々は、水の不必要な支出を削減する.
フランスでは、我々はコーヒー、紅茶も飲んでいます。
しかし、私は日本や中国にいる時、私はお茶を飲むのが好きです。
注目は!フランスのワインが日本のお茶をかわるではありません!
ヨーロッパではお茶は日本のそれと同じ味でない。
ヨーロッパでは、沢山のお茶のさまざまながあります。
アルゼンチンでは、私が「マッテ」を飲んだ。
「マッテ」は紅茶のハーブティーと同じです。
これは冷たい 或いは 熱い で 非常リフレッシュです。
みこ, お酒をのみ過ぎります! (笑)
じゃなまたね!
ジャン・リュック
ジャン・リュックさん
こんにちは。
浜松は良い天気です。
今、一年で最も素晴らしい季節です。
ヨーロッパには様々な種類のお茶がありますね。
「マッテ」は「マテ茶」のことかしら?
私はアジア(ベトナムやインド)のお茶を知りません。
しかし、お茶の文化は広いでしょう。
私は爽やかな季節にはワインが飲みたくなります。
飲みすぎはいけませんね(笑)
ではまたね!
miko
みこさん
茶畑に行ったんですね。
私もずいぶん昔に、杭州の龙井茶畑に行ったことがあります。
中国でも、緑茶の味は摘む時期によって違います。
一番上品なのは、清明(4月5日)前に摘んだお茶、「明前茶」です。
次は、谷雨(4月20日)前に摘んだお茶、「雨前茶」です。
この二つは、値段がとても高いです。
龙井の「明前茶」は、1kg当り8000元(10万円)以上だと聞いています。
普通ランクのお茶は、立夏(5月5日)後に摘んだお茶です。
中国人が通常飲んでいるお茶は、これです。
日本は気候条件が中国と違うので、摘む時期が違うかもしれませんね。
中国人も、毎日お茶を飲む人が多いです。
私はこれまで、お茶づくりにも農薬を使用していることなど考えたことが
ありませんでした。
だから、みこさんのBLOGを読んではっとしました。
今までに農薬のついているお茶を私が買っていたとしたらと考えると
怖いです!
私は、お茶と一緒に農薬を飲んでいたことになります。
恩恵
みこさん、
「マッテ」は「マテ茶」のことかしら? =>
アルゼンチンでは、「マッテ」茶は、「イエルバ・マテ」
という植物から作られる健康&ダイエット茶です。
「マッテ」は紅茶のハーブティーと同じです。
このウェブサイトを見てください。
http://www.mate-cha.net/
「イエルバ・マテ」はても美味しいです!
ジャン・リュック
ジャン・リュックさん
こんにちは!
マテ茶のウェブサイトを見ました。
ありがとう!
それはとても健康的なお茶ですね。
しかも、有機栽培で美味しそうです。
私はマテ茶に関する他のウェブサイトも検索してみました。
するとマテ茶はとても有名だということがわかりました。
私は知りませんでした!
マテ茶を知らない日本人は多いと思います。
これから日本で流行するかもしれませんね。
あなたはいつも教えてくれてありがとう!!
miko
恩恵さん、
こんにちは。
私の父が出張で中国に行った時、
中国の会社の方が父に鉄観音茶をくれました。
私はそれを飲んで感激しました。
とてもおいしかったからです。
お茶の文化は中国から日本にきました。
中国はお茶の先生ですね。
きっと色々な種類があって、
お茶の飲み方も様々なのでしょうね。
私もこれまで農薬について考えませんでした。
でも、野菜や果物とちがって、
お茶は洗って使うことができません。
ですから、無農薬であることはとても重要だと思うのです。
私は自分の庭でも小さな畑で野菜を育てていますから、
農薬を使わないと手間がかかることは知っています。
それでも農薬を使わず、頑張ってお茶を作る農家のみなさんを、私は応援したいです!
miko