昨日、ご近所の方が東京に行った時のお土産に、
美術館のミュージアムショップで買った紙のオモチャの工作キットをくれました。
日本人のアーティストが考えたPIPEROID(パイプロイド)という作品で、
最初の写真はその工作キットを組み立てたもの。
大きなほうがテングキング、小さいほうがツブテンという名前がついています。
(天狗と言うのは、日本の民話に登場する山の妖精で、顔が赤く鼻が長いのが特徴。)
実はこれ、5本の色のついた筒状の紙をハサミで切って組み立てます。
筒状の紙にはところどころに穴が開いていて、その穴にハサミで切ったパーツをさして、
組み合わせることができるようになっているのです。
だから、完成すると、その穴の部分が関節のように動かせます。
ご近所さんはこれを私の5歳の娘に買ってくれたんだけど、
彼女にはとうてい無理で、私の夫がうれしそうに作っていました。
私としては製作する前に、筒状の紙がどんなふうか写真に収めたかったんだけど・・・。
要するに、ハサミだけで、こんなに完成度の高い作品ができる、
ということをみんなに知らせたかったのです。
紙から様々な造詣を生み出す発想は、とても日本的だと思います。
なぜなら日本古来の子どもの遊び「おりがみ」が、まさにその通りだからです。
これは一般的な子供用のおりがみ。
20センチの正方形で、裏は白色です。
日本ではこういう折り紙なら30枚入りで100円くらいで売られています。
最近は、こういう折り紙も。 ↑ ↑ ↑
あらかじめイラストや模様が描かれていて、
説明書に沿って折れば、カメやペンギンなどのかたちに出来上がります。
こういう折り紙は一瞬たのしそうなんだけど、
子どもたちはすぐに飽きてしまいます。
「そのやりかたでしかできない」ことが窮屈なんだとおもう。
折り紙の本もたくさん出版されていますし、ネットでも折り方を動画で教えるサイトがあります。
でも、たいてい折り紙を買うと、その中にこのような説明書が入っています。
小学生くらいになると、子どももこういった説明書を見ながら自分で折ることができます。
ちょっと私が折ってみましょうか?
ゾウ。
所要時間3分。
セミ。
所要時間1分。
ツル。
これは一枚の紙でツートンカラーになるように折っています。
所要時間2分。
これは娘の作品。
水色のブラウスとピンクのスカートは、それぞれ折り紙で折っています。
親が教えなくても、彼女はいつの間にか一人で作ります。
ただの一枚の紙から、立体的な作品が作れる折り紙は、
子どもの想像力を無限に広げてくれるのです。
今日はみこ、
浜松市に天気予報は何だって?
先週巴里にとても穏和でした!
小学校でおりがみもきりがみをしていました。今私達は巴里の日本穂の学会で折り紙をして、それから毎日本の祭り、雛の折り紙や子供の日の折り紙や節分の折り紙などを作て、そして各人は彼美術品に満足しています。
なぜ日本で折り紙を展開しますか。
世界の美術館なかで加賀に折り紙が一番さいだいがあります。
http://www.origami-hakubutsukan.ne.jp/kan_top.html
この美術館,どう思う?
あなたのブログは綺麗な折り紙に広げるをです!
じゃね。ジャン・リュック。
ジャン・リュックさん
おはようございます。浜松はいま、とても暑いです。
私は秋のパリに行きたいです。
パリでも折り紙をするのですね。驚きました。
私は加賀に行ったことがありません。
加賀は日本的な美術で有名な場所ですね。
折り紙の美術館を見ました。
とても興味があります。
きっと私も子供たちも楽しむことでしょう。
じゃあね~。miko
Bonjour Miko,
Je ne suis pas certaine que vous ayez eu mes messages précédents. En effet il n'y a plus aucun commentaire à la suite de vos articles. Est-ce normal ?
A bientôt.
Marie-Christine
Marie-Christine さん、
ありがとう!!!
miko