野に咲く秋の花

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公園を散歩していて、いい香りだなと感じたら、大きな金木犀の木がありました。

金木犀の香りをかぐと、「ああ秋だな・・・。」と思います。

 

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金木犀は中国の南部が原産で、日本には江戸時代に渡来しました。

秋になると小さいオレンジ色の花をたくさん咲かせ、甘くて強い香りを放ちます。

庭に植えることが多いため、公園や近所を散歩していると、

この時季、あちこちから甘い香りがしてくるのです。

 

もう一つ印象的な秋の花があります。

それは、彼岸花。 ↓ ↓ ↓

 

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これも稲作の伝来とともに中国から伝わった花です。

ヨーロッパにもリコリス(Lycoris)という名前で、

黄色やピンク色の似たような花があるのではないでしょうか?

 

日本人は、この彼岸花に秋の気配を感じ、美しいと思うその一方で、

ちょっと不気味な花というイメージも持っています。

例えば、川べりや水田の近くにたくさん咲いていても、

決して摘んで帰って部屋に飾ったりはしないのです。

私も小さい頃、家族でドライブをしていた帰りに彼岸花の群生があって、

そこで車を止めて写真を撮ったりしたのですが、

私が「たくさん摘んで持って帰ろ!」と言うと、

「それはもって帰るものじゃないよ。」と母に言われたのを覚えています。

何でなんだろう?

今になって不思議に思って調べてみました。

 

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今回調べてわかったこと。  ↓ ↓ ↓

彼岸花の根には強い毒が含まれているため、昔、田んぼや畑の周りに植えて、

モグラやキツネが農作物に近寄らないようにした。

花のない時期には彼岸花だとわかりにくく、誤って食べた人が死ぬこともあった。

また、お墓のまわりに植えて、墓場を小動物に荒らされないようにしたため、

墓地に咲く血の色をした花が、なんとなく不気味に感じられるようになった。

 

はは~ん。

そういうことだったのか。

ただ、最近では欧米のように園芸品種として他の色が出回るようになり、

庭に植える人も増えています。

わたしとしては、毒をもつ妖しくも美しい花として、

いつまでも不気味がられて欲しい・・・、と思ったりもするけど。

 

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そして、秋といえばコスモス。

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こちらは自然に群生するのではなく、広場に種や苗を植えて咲かせます。

ちなみにこの写真を撮影したのは浜名湖の近くの広い公園ですが、

このように近ごろは観光スポットとして、

公園や休ませている畑に たくさんコスモスを咲かせるところが増えています。

たしかに、秋の透き通った青い空にピンク色のグラデーションが、 とてもきれい。

 

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今日はみこ、

こにちわ、お元気にお過ごしの こと と 思います。

巴里の季節中、あなたは連日で花をみます! http://www.pariscotejardin.fr/2010/10/16/

私の庭中だけピンクの薔薇の花と無花果が居ます。フランスの墓地為に、諸聖人の日に色々な菊を咲く。

みこのブログの花を萎えない !

じゃね。ジャン・リュック。

ジャン・リュックさん
こんにちは。浜松は秋晴れのよい天気です。
私たちはまだ半袖の服を着ています。
今年の秋は、暑い。

あなたの庭は美しいでしょうね。
私の家の庭にも今、ピンクのバラが咲いています。
秋のバラは色がきれいですね。
またね!miko

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このページは、mikoが2010年10月18日 05:19に書いたブログ記事です。

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