灯台のまち、大王町の旅

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三重県の大王町(だいおうちょう)に行きました。

浜松から海沿いに200キロくらい南西に行った小さな港町です。

三重県の知り合いの家を訪ねたついでにフラリと寄ったのですが、

美しい景色と、レトロな感じ、そして、ちょっとひなびた町は、

どこを切り取って絵になる風景。私の感性を刺激しました。

 

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大王町には、古い灯台があります。

← この写真は港から撮ったもの。

よく見ると、丘の向こうに

灯台があるんだけど、

私は山をぐるっと回って、

灯台まで行って帰りました。

所要時間30分。

小さな旅を、もういちど、ご一緒に・・・

 

 

 

 

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大王町は、あえていうなら、

古い灯台と、

新鮮な魚でつくる干物が有名な町。

小さな港には、たくさんの魚が

干してありました。

← これはイカの干物。

日本ではスルメといいます。

 

 

 

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干した魚は、

道の反対側で売っています。

一番左に写っている青っぽいのは

イワシの干物です。

一皿300円というのは、かなり安い!

 

 

   

港を離れて、少しずつ丘を登り灯台を目指します。

途中に、土産物を売る店が並んでいました。

もしかすると、夏にはもっと観光客がいるのかもしれない・・・。

いや、そんなにいないだろうな。

どの店も、1970年代に時間が止まったみたいなインテリアが置いてある。

それが私には、悲しいくらいにノスタルジックだったのです。

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大王町の近くに、鳥羽という港町がありますが、

そこはミキモト・コウキチが世界で初めて真珠の養殖に成功した場所。

(ミキモトのパールをご存知ありませんか?)

このあたりは昔から天然の真珠が名産で、大王町にも真珠の店がたくさんありました。

 

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丘の途中から、崖の下に海が見えます。

強い風! こんな海が毎日の職場だなんて、漁師さんはすごいと思った。 

 

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そう思っていたら、

もう少し歩いたところに、

神様を祀ってありました。

海での安全を祈願するものでしょう。

 

 

 

  

 

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灯台が見えてきました。

灯台の下にも行けるし、

中にも入ることができます。

しかし、灯台と海を遠くから眺める

このポイントの方が人気で、

絵を描く人も多いそうです。

   

 

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さあ、ここからは下り坂。

 

ものすごい風、

崖の下に荒れ狂う海を見ながら、

港へ戻ります。

こ、恐い・・・・!

 

 

 

 

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ふもとの村へ降りてきました。 ここは・・・1950年代って感じ?

もっと前から、変わらないんだろうなァ。

近くに行くと、もう誰も住んでない家もあります。

そういえば、大王町は過疎化が進んで、 若い人が離れているのだとか。

daioucho 13.jpg丘の途中に、お寺がありました。

ここは古くから海の安全を祈願する人たちに大切にされてきたそうです。

daioucho 14.jpg はい、これで港へ戻りました。

いかがでしたか?日本のレトロな街歩きは。

 

・・・・えっええ~?!

今、調べてわかったのですが、大王町は日本映画の撮影現場として

知る人ぞ知る有名な町でした!木下恵介監督『喜びも悲しみも幾年月』(1957年)や、

小津安二郎監督『浮草』(1959年)など、多くの作品が、この街で撮影されています。

なるほど、それであんなにイイ味出してたんだ・・・。

 

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コメント(4)

Mikoこんばんは
すべてが美しいです日本
魚プレゼンテーション
聖域 途上国に匹敵するブレトン(石)
またね

Dominiqueさん、おはようございます。
大王町は美しいと思いますか?
はい、私もそう思います。
例えば、私は金閣寺よりも銀閣寺が好きです。
また、フランス語で会いましょう。
miko

どうも みこ さん,


この 日本 は 膿 の 沢山 ネガ / 写真 を 綺麗 です。過去 と 現在 は 調和 します。膿 は 宗教的 や 人 の 芸術 を 照らします。


フランス の 可愛い 海岸 の 小さい 港 は Mediterannee の 膿 と Atlantique の 大洋 と Manche の 膿 に あります。みこ は 港 の 知っている か?


私 は 日本 の うみ や 鎌倉 の 港 と 見下ろす 鶴岡 八幡宮 が 好き でした。
あなた 日本 は 私 に インスピレション を あたえる か?


またね, ジャン・リュック.

ジャン・リュックさん、こんにちは。
あなたは正しいです。過去と現在は調和します。
私も本当にそう思います。
だから、私たちは常に、美しい現在を残す必要があります。
そうすれば、美しい過去になるからです。

私はNiceの港が好きです。
なぜならば、海の色がとても美しいからです。
またね。

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このページは、mikoが2009年11月23日 07:00に書いたブログ記事です。

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