夏休みに、子供を「浜松市博物館」へ連れて行きました。
前回もお話したように、
夏休みの体験学習会に子供を参加させたのですが、
改めて館内を見れば、博物館の展示内容はブログ的にいいかも!
・・・と気付きました。
今回から3週にわたり、浜松の歴史をご案内しようと思います。
浜松の歴史ですが、日本全国だいたい似たような感じ。
日本の歴史に興味のある方は、ぜひ最後までご覧ください!!
博物館があるのは浜松駅から車で10分ほどの高級住宅街。
遺跡が多数出土した周辺すべてが広い公園となり、
その敷地内に博物館や資料館が建てられています。
上の写真は、縄文時代(3000年~4000年前)の村の跡。
家の基礎にした石がそのまま残っていたため、
当時の集落の様子がよくわかります。
(木やワラでできた部分は復元です。)
昔、ここには20軒の家があり、村の中央は広場になっていました。
家の中には炉(ろ)があって、
拾ってきた木の実、魚や貝を煮炊きしていました。
昔のゴミ捨て場。
貝をたくさん食べていました。
ゴミの深さは、
1000年かかって2メートル。
現代はいかにゴミの量が多いか
反省させられますね。
ゴミ捨て場の貝がら。
アサリやハマグリなど、
今も日本人が好きな貝ですが、
どれもサイズが大きいことから
豊かな自然の中で
豊かな食生活をしていたことが
わかります。
縄文時代に使われていた土器。
今見ても、なかなかステキな
デザインだと思いませんか?
こうしてきれいに形が残されていることから、
日常使いの道具ではなく、
お祭りのときに使われていたものではないか、
と考えられています。
縄文時代の服。
(これは復元です。)
草花の色で染めています。
稲作の道具。
中国から伝わった稲作は、
日本各地に広がり、
浜松にも3000年から2000年前の
水田の跡がたくさん見つかっています。
この博物館では、
遺跡から出土した土器のかけらを、
自由に触ることができます。
時代ごと、あちこちに
こういうコーナーがあります。
3000年前にコレ作った人、
遠い未来こんなことになってるなんて、
思いも寄らないだろうな・・・。
← 木でできたヨロイ。
およそ1800年前のもの。
ヤナギの木に彫刻し、
赤と黒のウルシを塗っています。
マネキンが着ているのは復元品で、
足元に置いてあるのが本物です。
この時代は、土地をめぐって
たびたび戦争が起きました。
男性や女性の人形。
手前は動物たち。
この時代の人形は、
なんだかほのぼのしますな。
次回は、中世から江戸時代までを
ご案内します! お楽しみに。
Mikoさん、こんにちは。
歴史が嫌いだった学生時代、英語に憧れた少年時代、そして若い時に日本をはなれた私はMikoさんの浜松の歴史を勉強に又ノスタルジアに読んでいます。有難う。3000―4000年前の土器としてはとても清裂していますね。来週版、又フランス語版も楽しみに待っています。
フランス語の学生から
こんにちは巫女!私たちのガイド は、先史時代の都市の Hamamatsu
時間を介して、美しい旅! !またね
Dominiqueさん、おはようございます。
そうです。Hamamatsuには長い歴史があります。
むかしの人も、おなじ空を見ていたのですね。
すばらしい事実ではありませんか?
またね!
フランス語を勉強していらっしゃるのですか?
私も同じです。
そんな方に楽しんで活用してもらいたくて、
このブログを立ち上げました。
本当に嬉しいです。
色んな言語のページを楽しんでくださいね。