最初の写真 ↑ なんだと思う?
答えは、ゴミ捨て場です。
人が住んでいれば必ず出るゴミ。
地域や国によって、ゴミの処分のしかたは様々だと思います。
住人にとっては日常的な行動ですが、
旅行で外国に行っただけでは、その国のゴミの出し方なんてわかりませんよね。
わたしも、海外の国々でどんなゴミ出しをするか、知りません。
そこで今日は、日本の一般的なゴミの出し方を紹介しましょう。
Mikoが住んでいる浜松市を例にとって話しますが、
たいていの日本の地域は似たようなものだと思います。
私の場合・・・・
①火曜日と金曜日に「燃やしてOK」なゴミ
②木曜日に「プラスチックなど、一部リサイクル可能だけど、それ以外は結局燃やされるゴミ」
③隔週月曜日に「リサイクルのための空きビン、空きカン、ペットボトル」
④隔週水曜日に「どうにもならない埋め立てゴミ」
地域によってゴミ入れボックスが統一されているわけではなく、
近所の家30軒くらいがお金を出し合ってボックスを買います。
ここに伏せて重ねているのは上で紹介した③のゴミを分けて入れるための箱。
業者さんが回収しに来たあと、こうして伏せておいてくれます。
そうそう、日本では基本的に朝、ごみを出しに行きます。
私の場合、どのゴミの日も朝の8時半までに出さないといけません。
夜から出しておくとか、前の日から出しておくってのもNG.
ゴミを出している家が順番にゴミ捨て場の掃除をして、
もし何かおかしなゴミが残っていたら、掃除当番の家庭がいったん持ち帰らないといけません。
ゴミ捨て場が汚れたままになっていると、不衛生だし、
不法投棄も増えるからです。
モラルの問題もあるし、近所の人の目もあるし、
日本ではヘンなゴミの出し方はできないのです!!
でも、そのおかげで、どこへ行ってもゴミ捨て場はきれいです。
ゴミ捨て場なのに、紙屑ひとつ落ちていないって、すごいことです。
たしか、パリでは、朝方になると道路を掃除するトラックみたいなのが来て、
街をきれいにしていましたが、日本にはそんなシステムはありません。
家の前の道路は、その家の人がきれいにすることが多いです。
アパートなら、その管理者とか。
だから、道にゴミを捨てるってのは、・・・まあそういう人もいるけど、
ちょっと非常識です。
子供たちは家でも学校でも「道路にゴミを捨ててはいけない!」と教えられます。
ちょっと話がそれましたが・・・
浜松市では、中身が見える半透明のごみ袋でなければ使ってはいけません。
上の写真のようなポリ袋は自分でスーパーなどで買います。
もちろん、燃やしても有害ではないポリ袋です。
他にも、段ボールや古新聞、牛乳パックなど、
店先でいつでも回収してくれ、リサイクルに回します。
浜松市の場合、リサイクルが徹底してきて、
年々ゴミの量は減っています。
それでも、日本のゴミは多いんだろうな。
皆さんの国では、どうやってゴミを出していますか?