浜松市の中心部にある浜松市美術館で、
「オートバイのデザイン半世紀」という展示会が開かれています。
夫も私も3歳の息子もバイクが大好きなので、出かけてきました。
「浜松のオートバイ産業の歴史」という展示が開催されています、
(入場料は両方観て大人1300円)。
そんなわけで、この機会に遠方からはるばるバイクの聖地・浜松を目指してやってきたような
バイク・ファンたちが大勢集まっていました。
「バイクの聖地」といいましたが、
確かに浜松は日本のオートバイの歴史を創ってきた場所です。
第二次世界大戦で空襲をうけ、焼け野原となった浜松市。
その復興を後押ししたのがバイク産業でした。
本田宗一郎が陸軍で使用されていた小型エンジンを改良し、
自転車に取り付けたのが浜松のオートバイ製造の始まり。
本田氏は浜松市内のバラック小屋に「本田技術研究所」という看板をかかげ、
エンジン付き自転車を製造販売したのです。(現在のHONDA)
その数年後、浜松には30社以上の小さなオートバイメーカーができました。
その中には、機織り機械を作っていたのをやめてバイクを作り始めたsuzuki、
楽器製造から新たな分野に進出したYAMAHAも含まれていました。
浜松市内を通る六間道路(ろっけんどうろ)は、適度に坂道やカーブがあり、
当時、多くのメーカーが試作品のテストコースとして使っていました。
今でこそ大きな工場は郊外へ移転しましたが、
浜松の街を歩けば、いろんなところに日本のバイクの歴史が残されているのです。
さて今回美術館では、主にバイクのデザインの変遷に注目しています。
数々のデザイン画やデッサンもありましたが、それらは写真撮影禁止だったので、
mikoが特に気に入ったバイクだけ写してきました。
いかがでしょう。
私はバイクや車はとても美しいと思います。
ただ、今回の展示はちょっと物足りないというか、
「・・・ええッ!?これだけ!!!」 という感想。
たぶん、わざわざやってきた人も、そう思ったのでは?
だって、普通に公道を走っているバイクばっかりだもん。
浜松は、ものづくりの分野ではすごく頑張ってるんだけど、
文化的な面では、かなり遅れをとっている、と私は思うのです。
企業が頑張っている分、行政が手抜きしているのか?
浜松のものづくりを文化や芸術にまで昇華できたら、もっといい街になるんだけどね。
Mikoさん こんにちは !
私が好む素敵な古い自転車 、と新しい美しいモデル (ダウン)。
またね!
ドミニクさん、
こんばんは。
日本は暑い夜です。
あなたは古い自転車が好きですか?
素敵な機械は美しいですね。
私は自然も好きですし、美しい機械の風景も好きです。
ではまたね!
miko