・・・と言うと、驚きますか?
以前、フランス人と電話していたとき、
私が 「昨日、花火をしたよ。」と言うと、とても驚かれたことがあります。
フランス人の彼女は、大きな打ち上げ花火と勘違いしたみたい。
自分の庭で、手に持った花火に火をつけたと言うと、かなり驚いていました。
それで私は知ったのです。
・・・そっか~。手持ち花火をするのは日本や中国くらいなのかなァ 、と。
日本では、夏になると、
子供たちが必ず花火で遊びます。
だから、どこでも売っています。
この花火セットは、
とてもたくさん入っていて、
なんと500円。
私が小さいときは、
もっと高かったと思うんだけど。。。
袋を開けると、中には
こんなのがたくさん。
火薬を詰めた筒をカラフルな紙で巻き、
竹や紙で持ち手をつけています。
先に火をつけて、
燃え尽きるまで10秒くらい。
そのあいだに、赤、白、緑・・・
と色が変化します。
一本で こんなに色が変わる 花火もあります。 爆竹のような音はしません。 ただ、光の流れを じっと見つめるだけ。 情緒があるのは、線香花火。私も大好きです。 たぶん、線香花火は大人もロマンチックに感じる花火じゃないかな。 コレです。 ↓
火をつけると こんな感じ。 とても繊細に、 小さく火花が散ります。 線香花火は歴史が古く、江戸時代からありました。 夏の宵になると、線香花火を売り歩く商人もいたそうです。 夜空に上がる打ち上げ花火もいいけれど、 こうして静かに見つめる花火もステキです。 ぱっと燃えて、一瞬で消えてしまう。 そのいさぎよい美しさが、日本人の心に響くのかもしれません。