浜松には、浜名湖という湖があります。
面積およそ70k㎡、平均水深5m。
そのため、淡水と海水が混じりあう珍しい湖で、
淡水魚と海水魚が440種類も生息しています。
その面白い生態系を紹介する水族館、「ウォット」に行ってきました。
浜名湖のすぐ近くにある小さな水族館で、(最初の写真は外観)
大阪や沖縄の巨大な水族館とは比べ物にもなりませんが、
観光客もおらず、人もまばらな館内は、
子供を自由に遊ばせるのに充分でした。
この水族館にいる生き物は、すべて浜名湖に棲んでいます。
私も今回はじめて知ったのですが、↑ こういう熱帯魚っぽい海水魚も、
浜名湖に泳いでいるのだそうです。びっくり!
この水槽には、手を入れられる不思議な仕掛けがあります。
魚に触れるわけではありませんが、
どの子も大喜びで手を入れていました。
それにしても、どうして水槽の水がこっち側に溢れてこないんだろう・・・。
いまだにわからない。みんな、わかる?
手を入れるトンネルの中に、
時々、こうして魚が入っていきます。 →
見ていると、
魚の方から好んで入ってくるみたい。
遊んでいるのかなぁ。
浜名湖の水族館ウォットは、
水産技術研究所が改築されたときに併設されました。
日本の皆さんには言うまでもありませんが、ウォットの「ウオ」は魚の意味。
地元の中学生が名付けたそうです。
← エントランスロビー。
入場料大人300円、
高校生以下は無料です。
← こんな大きな水槽もあります。
トンネルになった水槽は、
日本各地の水族館によくあるパターン。
そんなことより私は、エイやサメが
浜名湖を泳いでいることに驚きました。
この水槽は、浜名湖の平均水深
と同じ深さで、泳いでいるのは、
ほとんど海水魚です。
← この魚、かわいくない?
こちらをずっと見てたから、
写真をとりました。
アニメ顔ですね~。
はっきり言って、ウォットにはそんなにたくさんの水槽はありません。
そのかわり、子供が貝やカニを触ることのできるコーナーや、
魚の生態をわかりやすく紹介した実験コーナーがあります。
← 巻貝の中で、
ヤドカリの体がどうなっているのか、
透明のビンで実験中。
← ビンの中にアサリが入っています。
スポイトで米の研ぎ汁を数滴たらし、
しばらくすると、ビンの水が浄化され、
透明になっている・・・ という実験。
貝は自分の棲みかである海を
きれいにしながら生きているのだ!
海は一つにつながっているけど、
きっと世界にはいろんな水族館があるんだろうな。
行ってみたい・・・。