さーて。前回の続き。
日本の常識について書いたところ、
海外からたくさんコメントをいただきました。
みなさん、もっと日本の日常的なことが知りたいようですね。
そこで今回は、こんな写真からはじめちゃいました。
いったい、我が家のどこにあるボタンでしょう?
・・・・日本人のみなさんは、考えるまでもないよね。
そして、海外のみなさんは、イラストを見てください。
そう、お尻の絵。これは、我が家のトイレにあるボタンです。
このボタンでできることは、
①お尻の洗浄(日本ではウォッシュレットといいます)
②便座を暖かくしておける
③トイレの水を流す
④便器のふたを開け閉めできる。などなど
しかも、③と④は自動に設定してあるため、人が便器の前に立つと、勝手にふたが開き、用が済んで立ち上がれば、勝手に水が流れて、ふたが閉まります。 さらに、トイレの水をためるタンクもありません。壁の中に設置されています。 ・・・・・・ちょーっと、待って 「何がなんだか、わからない。」 日本のトイレを知らない人は、そう思うかもしれませんね。 では、トイレ用品メーカーの写真を使いながら説明していきましょう。 まずは、お尻の洗浄ウォッシュレット。
こんなふうにノズルが出てきて、その先からお湯が出ます。 ほとんどの家庭のトイレについている機能。スーパーマーケット、病院やホテルなど、外に出ても、たいていのトイレについています。 いまや日本人は、お尻を紙で拭くだけじゃ気持ち悪いと思っているみたい。 自動で開け閉めするフタは、こんな感じ →→→ この機能を知らずにトイレの前に立ったら、びっくりするだろうな~。 「誰だ」って後ろを振り返るかもね。 便座を暖める機能が付いている場合、フタを開けっ放しにしておくと熱効率が悪いため、自動で閉まるほうが省エネでもあるわけで・・・。(あれ?そもそも、トイレにそこまで電力使うなって?) そうそう、 こういうのもあります。 公共のトイレでは、女性の場合、音を聴かれたくない人が多く、このボタンを押せば、水が流れる音がします。もったいないので、実際に水は流れません。 ボタンを手で触るのがイヤ!というケッペキちゃんのためにセンサーも付いていて、黒いところに手をかざすだけでも音がでます。 この装置は「音姫」といって、ニューヨークの近代美術館MOMAにも収蔵されたのだとか。笑っちゃいけない、ほんとだよ。 どうです?ボタンだらけ。 日本に旅行の予定があるというコメントをいただいた方がいましたが、日本のトイレを使いきれるか心配です・・・。でも、このブログを読んだから大丈夫。ぜひ楽しんでください